こんにちは。
『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。
今回は『0円引越』をお申し込み頂いている、あるお客様のお話しです。
そのお客様は御年70歳、5月に放送された『0円引越』のラジオ生中継を聞いて、
電話番号を控えておかれ、4ヶ月後の9月に電話を頂いたお客様です。
4カ月ものインターバル…テレビはそんなこと無かったのですが、
ラジオは時間が経ってもお問い合わせが続くモノなんですね!
いつものように提携している不動産業者さんを紹介して物件も決まったのが10月上旬。
次の家の引き渡しが10月28日で、その日のうちに引越しも済ませる段取りを取りました。
当然のことながら、現在住んでいるマンションも10月末での退去通告をされていますので、
10日月末に現在のマンションの契約が切れ、10月28日から新しい住居の家賃が発生します。
引越しまで1週間を切ったある日、そのお客様から電話が入りました。
「引越す予定の●●マンション、キャンセルしました!」
えっ??
私 「引越しまで1週間もありませんし、どうするつもりなんですか?」
お客様 「1週間あれば次の家も探せるでしょ?」
私 「無理、無理、無理!!!よくそんなギャンブルみたいなことしますね?」
お客様 「合田さんから不動産屋さんに言ってくれませんか?」
私 「私とか不動産屋さんとかの問題ではなく、次の家の審査が間に合わないと思いますよ。」
お客様 「だったらこの家に後1カ月住みますから!」
私 「でも退去通告してるんじゃないんですか?次に住む人が決まってたらどうするんですか?」
お客様 「えっ??ダメなんですか?」
私 「ダメとか私が決めるもんじゃないです!今の大家さんに聞いてみてください。」
「最悪、家が決まってないのに家を出ないとイケなくなりますよ!」
お客様 「そんなもんですか?」
私 「そんなもんです!!」
笑い話のようなやり取りがありました。
幸い、今住んでいる大家さんがイイ人だったようで、
快く1カ月の延長を承諾してくださったので事なきを得ましたが…
今その方は、来月末から住むことになるマンションを一から探しています。
不動産業者の担当さんにもいろいろ迷惑を掛けてしまいますが、
何とか希望通りの家が見つかるとイイですね。
冒頭に70歳と書きましたが実はこのお客様、私の愛知県に住む母親と一緒の歳なんです。
離れた場所に住む母にはあまり親孝行もできませんから、
その罪滅ぼしとして、この70歳のおばあちゃんには出来る限り親切にしてあげようと思ったのです。
だって打ち合わせに行く度に、おやつくれたりご飯食べさせてくれたりと、
本当に母親みたいに優しくしてくれるものですから(笑)
遠くに住む自分の母が困ったとき、近くに居る他人さんが親切にしてくれるとイイなぁ~
って考えながら、この方にはなぜか優しくしてしまうワタクシなんです。
今回はちょとチャレンジャーなお客さんのお話しでした。
最後まで読んで下さってありがとうございました!
HPも御覧くださいね!