こんにちは。
『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。
今日の大阪は、朝から少しだけ雨、この時間は蒸し暑い…
梅雨が明けたというのに、とっても過ごしにくい気候です
さて今回のブログは、最近多くなってきたこの問い合わせの事、
【引越業界にお盆料金ってあるの?】
以前からフリーダイヤルに入るたくさんの相談電話。
少し前までは圧倒的に【雨】に関するものでした。
・ 雨の日に引越しをして家の壁にシミがついた
・ 自分の引越予定日が雨の予報、どうしよう?
・ 雨の引越しで注意しておくこと
結構みなさん、雨の引越しに対してはストレスを感じてるみたいです。
そして最近増えて来たのが、
【引越業界にお盆料金ってあるの?】
ご自分で取られた引越しの見積りが、お盆料金で高くなってるのか?を聞かれるのです。
結果から申し上げると、
引越業界にお盆料金はありません!
でも、これだけで終わるのも味気無いから少し説明を。
【お盆料金】
いわゆるひとつのシーズン料金ですね?
昔は喫茶店でも【お盆料金】【正月料金】がありました。
利用する人が多くなると、必然的に価格が上がります。
GW、お正月、お盆のレジャー関係、飲食関係などです。(今はそんなこと無いのかな?)
では、引越しを利用する方が増えるシーズンはいつでしょうか?
みなさんもご存じのように、3月末の年度末がありますね!
そして、夏休み、冬休み、GWなど、子供さんの長期休暇の間も引越しされる方が増えます。
子供さんの学区が変わる引越しは、特にこの時期に集中します。
みなさんも覚えてませんか?夏休み明けに転校生が来た!って記憶が…
夏休みが増えるってことは、お盆も多いんでしょ?
って思った方…
少し事情が違います。
一般的に引越しが忙しくなるのは、月の後半(20日~月末まで)です。
逆に引越し件数が一気に減るのが、月の中旬(10日前後~20日頃)です。
これには賃貸住宅の家賃が大きく関係するのです。
退去する家の家賃が切り替わるのが当月末。
それを1日でも過ぎると、次月分の家賃が丸々掛かってきます。
入居時は日割り家賃を適用する大家さんでも、退去時は日割り家賃を設定していないのが実情。
契約書の中を良く読んでみると、必ずと言っていい程これは書かれています。
よって月末の1週間くらいの間は引越業者もバタバタになるのです。
それによって若干引越代も上がりますが…
こう考えると、夏休みで忙しいのは、
夏休みに入った7月20日~7月末、8月20日~8月末になります。
そして日本には独特の風習【お盆】があります。
先祖が家に戻って来られると考えられることから、帰る家に迷わないように引越しを控えるのでしょうか?
また、親戚などが集まるのもこの時期です。
年に1~2回の帰省時、帰ってみると引越し荷物で溢れかえって…なんてことは避ける筈です。
帰省する方からしても、敢えてその時期に引越しすることを避けるのです。
こんな理由でお盆時期には引越しをしないようになっています。
引越しする方がいないので、引越会社のスタッフもお盆休みが取れるのです。
逆にスタッフが休みを取ってるから引越しを受けられない引越し業者も出てくるほどです。
引越業界にお盆料金はありません!
って内容、ご理解いただけましたか?
それでもこのお盆時期に引越しをご予定されてるなら…
メッチャ安く引越し出来ます!
「もうお願いしちゃったよ~」って方、ダメモトでもう一度交渉してみてください。
引越しの日の晩ご飯代くらいは浮きますから!
今回は【引越業界にお盆料金ってあるの?】
って、最近増えた問い合わせに対しての回答でした。
読んで下さってありがとうございました。