【結】彼を後ろから見ていたのは誰? | 【新築専門の引越】、0円引越を立ち上げた男の次なる仕掛けがコレ!

【新築専門の引越】、0円引越を立ち上げた男の次なる仕掛けがコレ!

引越業界、不動産業界に大きなインパクトを与えた『0円引越』から2年半、
延べ5万件を超える引越しを見てきた経験上、今の引越業界には絶対に出来ないのが【新築専門の引越】です。
私たちは今回、敢えてその専門部隊を立ち上げてお客様の新居に対する想いに応えます!



こんにちは。

『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。





先日から書いている、彼を後ろから見ていたのは誰?


今回が最終回(の予定)です。






前回までの内容は下記をご覧ください。


ダウンダウンダウン

【予告編】彼を後ろから見ていたのは誰?


【起】彼を後ろから見ていたのは誰?


【承】彼を後ろから見ていたのは誰?


【転①】彼を後ろから見ていたのは誰?


【転②】彼を後ろから見ていたのは誰?





引越作業前にトラックと家の壁に挟まれて腕を複雑骨折した作業スタッフ。




引越作業中に突風が吹き、吊り下げ作業中に落下した息子さんの机。




そして、引越当日に原因不明の高熱を出した、【後ろから見られていた】あの作業スタッフ。






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私には腑に落ちないことがたくさんありました。



私がAさん宅を再び訪問した時に出会った男の子は誰だったのでしょうか?





考えに考えて…








今回の一連の出来事は、Aさんご夫婦にもお伝えすることが必要だと感じたのです。








Aさんの奥様から聞かされた驚きの事実とは??





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Aさん宅の引越しが終わった最初の日曜日、私は千葉県のAさん宅へ電話を入れました。



電話に出られたのはAさんの奥様でした。






初めてお会いした時以来、いつもにこやかな笑顔が印象的な女性。



ひと通りの挨拶と引越しの際のお礼を申し上げた後、私は本題を切り出しました。









私 : 「Aさん、非常に申し上げにくいのですが、これからお話しすることは全て事実です。」




私がこの話しをすることを躊躇しながらの電話であることも含め、


もし私の想像通りの事態なら、Aさんご夫妻は今回の出来事にさぞビックリされることでしょう。





私 : 「中学生の息子さん、最近お亡くなりになられましたか?」


奥様 : 「はい…どうしてそれを今更?」




仏壇に飾られていた遺影を見ればそんなことは直ぐにわかることでした。









私:「実は…」







引越しの当日に起こった出来事、引越しのリーダーの身に起こった出来事。



全てを包み隠さずにお話ししたのです。




そして私が2度目のAさん宅へ訪問した際に出会った男の子のことも。








奥様は大変ビックリしておられました。











そして息子さんの事を語りだしました。





私が最初に伺った日の翌日、息子さんは自宅近くの道路で交通事故に遭われたのです。








即死 だったそうです。









その息子さんは住んでいた家が大好きで、


Aさんの転勤が決まって引越すことになっても、最後まで反対されていたそうです。






勉強が好きで運動が好きで…


そんな男の子がある日突然にこの世を去ることになったのです。








奥様は泣きながらこう仰いました。





奥様 : 「きっと○○(亡くなった男の子の名前)は、自宅近くで亡くなったこともあって、

       自宅に帰ってきたのでしょうね。」


      「残った○○が大好きだった自宅、ここを離れる事に最後まで反対してたんでしょうか…」


      「それで合田さんも作業してくれた人も、○○から見ると【敵】だったのかもしれません。」







奥様は泣きながら話されてましたが、決して取り乱したりはされませんでした。







私 : 「私が電話をしたのもそこなんです。もしかしてまだ、あの家に居るのではないですか?

     成仏できずにあの家で待ってるのではないですか?」





奥様 : 「そうかも知れません。」



私 : 「差し出がましいことを言うようですが、一度ご供養なさった方が良いのではないですか?」







奥様 : 「主人とも相談して…そうします。」


私 : 「それで千葉のご自宅の仏壇に帰って来てくれるとイイですね!」







奥様 : 「リーダーの方は大丈夫ですか?」



私 : 「2~3日は熱を出しましたが、今は元気に現場に出ているそうです。」




奥様 : 「良かった。」





奥様の安堵感が伝わってきました。








ある日突然にこの世を去ることになったひとりの男の子。



自宅が大好きで大好きで…そこから引越すことに反対していた男の子。



何とか自分の気持ちを伝えようと、私の前に現れ、また、現場スタッフを見ていたのでしょうか?



そして自分の身の回りの荷物を捨てられることへの抵抗。。。











私は霊感など一切感じません、また、死後の世界なども信じていません。






しかし…







それであっても、こうまで目の前で繰り広げられた不可解な出来事を、


どのように結論付ければいいのかわかりませんでした。







真相は今でもわかっていません。



実際にAさんがご供養をされたのかもわかりません。





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後日談をひとつだけ。




作業に当たっていたリーダーはその後転職をして、生命保険業界に行ったそうです。



その中で、私の後輩の保険を世話してくれたらしく(随分前の事ですが)、


その後輩はずっと保険を解約することなく継続していました。




そしてその後輩が3年ほど前に心臓の病気で倒れたのですが、


その際、リーダーに世話をしてもらった保険が役に立ったそうです。




役に立ったと言うよりは、それが無ければ大変な事になっていたらしいです。







全く関係が無いのかもしれませんが、


当時一緒に仕事をしていたメンバーを男の子は助けてくれたのかな?って思うのです。






その後輩と先日、久し振りに食事に行った時にリーダーの名前が出てきました。



懐かしいなぁ~って思ったのが今回の内容を書こうとしたキッカケです。







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長々と書き連ねましたが、今回の話しはこれで終わりです。




最後まで読んで下さってありがとうございました!








前回までの内容は下記をご覧ください。


ダウンダウンダウン

【予告編】彼を後ろから見ていたのは誰?


【起】彼を後ろから見ていたのは誰?


【承】彼を後ろから見ていたのは誰?


【転①】彼を後ろから見ていたのは誰?


【転②】彼を後ろから見ていたのは誰?









じつはもうひとつ・・・



この話しには続きがあるのです。









が・・・その事を書くかどうかまだ決めていません。





書ける気分になったら、また書かせて頂きます。









何でかって?










だって・・・













映画みたいなどんでん返しなんです。










この先が本当の、







【事実は小説より奇なり】





なのですから。




また機会があれば。