こんばんは!
『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。
先日から書き出しているこのブログの続きです。
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私:「ほっとけ!!!」
そんなこんなで数日が過ぎました。
この後は、有る行政機関を巻き込んだお話しに発展していきます。
それは…
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包丁が無くなったと言って来られた女性との電話から一週間が過ぎた頃、
事務所にいる私宛に一本の電話が入りました。
事務員:「所長、奈良の○○○○市の消費者センターの方から電話が入ってますが?」
私:「消費者センターから?」
何かあったのかな?程度にしか思わなかった私は、
私:「はい、責任者の合田と申します。」
担当者:「わたくし、○○○○市消費者センターの◎◎です。」
私:「消費者センターの方が何か?」
担当者:「お宅のお客様で○○○○市に引越された▲▲さんのことで…」
私:「あぁ~ あの キチガ… あの女性のことですか?」
担当者:「ご対応されたのは合田さんですか?」
私:「そうですけど。こちらとしての回答はお伝えしてますよ。1,000円で!って。」
担当者:「それがご納得されてなくて、こちらに相談に来られました。」
私:「そうなんですか?お宅さんも大変ですね? あの キチガ… あの女性に関わって。」
担当者:「いや そこは何と言いますか(苦笑)」
私:「それでこの電話のご用件は?」
担当者:「引越代金を返してもらうか?包丁のお金を弁償してもらうか?
または、包丁が無い期間の食事代を出してほしいと言われてます。」
まあまあ…よりによって消費者センターに泣きつくとは…
私:「引越代金は15万円、全額返すのが相当と貴方は思いますか?」
担当者:「いや…そこまでは(苦笑)」
私:「20年以上前の自称20万円の包丁に全額支払うことの合理性があると思いますか?」
担当者:「それも無いと思います!(キッパリ)」
私:「包丁が無い期間の食事代って…こちらとしては包丁が無い不便をかけない様、
1,000円お支払いするとお伝えしたのですが、それはお聞きになってませんか?」
担当者:「それは聞いてますが、▲▲さんは納得されていません。」
私:「では、どうしろというのですか?貴方たち仲裁機関が何を命令しようとしてるのですか?」
担当者:「命令ではありません。あくまで仲裁に入っての立場です。」
消費者センターとは何の権限もない仲裁機関です。
私:「引越代金の返金、20万円の弁償は不可能です!
が、1,000円の件は貴方の顔を立てて再考することは可能です。」
担当者:「そう言って頂けることは有難いです。どのあたりまでお考えいただけますか?」
私はここで言い放ちました。
私:「MAX 3,000円」
担当者:「さ…さんぜんえんですか???」
私:「それでも多いくらいです。
気に入らなければ裁判でもなんでもお好きなように!ってお伝えください。」
私:「その金額で相手にお伝えください。」
担当者:「わかりました。▲▲さんと話をしてみた結果、また電話を差し上げても構いませんか?」
私:「どうぞどうぞ!そちらもつらい仕事でしょうけど、頑張ってくださいね!」
あちらさんも仕事で動かれてますので、最悪はこちらも若干譲歩する気持ちはありました。
あの電話が入るまでは…
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今回はここまでです。
引っ張るなぁ~って言わないでくださいね(笑)
文章構成上、起承転結を心掛けておりまして、ここまでが起承転結の起と承です。
さて次回は、物語では一番面白いと言われる【転】を迎えます。
お楽しみにお待ちくださいね!
読んでくださってありがとうございました。