こんにちは!
『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。
昨日から書き出しているこのブログの続きです。
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【包丁一本サラシに巻いて①~そこまで言う?】
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私:「わかりました。近くに居る現場スタッフを行かせますので、一緒に探させますね。」
そう言って配車係にスタッフを向けるよう命じました。
どこかの箱に間違って入ってるんだろうから、一緒に探すスタッフが見つけるだろう。
そう簡単に考えていました。
しかし…
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現場へ行ったスタッフからこんな報告が入りました。
スタッフ:「ダンボールの荷物なんて殆ど開けてませんよ!」
私:「だったら明けるの手伝ってあげて。」
そう指示をして行かせたので聞いてみると、
スタッフ:「それが… 手伝うと言っても断られるんですが…」
私:「なんでやねん(笑) ちょっとお客さんに電話を代わってくれるか?」
お客様が電話口で、
お客さん:「包丁が入っている箱はわかってるの!そこに無いからどうしてくれるのよ!」
私:「でも勘違いってこともあるでしょうから… 行ってるスタッフもお手伝いしますよ。」
お客さん:「要らないと言ったら要らないのっ!!」
そう言ってスタッフに荷物を触らせません。
そしてそのお客さんが話し始めました。
お客さん:「あの包丁はね、私が結婚する時に母が持たせてくれた大切な包丁なの!」
「もう20年以上前になるけど、買ってもらった時の金額は…」
「20万円もしたのよ!!」
「もうその包丁は買えないからお金で返して!」
私:「?!?!?!?!?!?!?!?!?!」
やっぱりそこかよ…
20年前に20万円で買ったものに価値があると思ってるのでしょうか?
大阪で刃物が有名な地域があります。
そこの刃物(包丁やハサミ)が一般のモノより高いのも知っていました。
しかしよりによって20万円を吹っかけてくるとは(笑)
初めからあるかどうかも判らない上、
探すことすら拒否するものにいちいちお金なんか払ってられません。
ココまでは何とかしてあげたいと思っていた私の中で何かが切れました。
私:「申し訳無いですが、20年前の20万円の包丁に20万円出せるものではありません。」
「ココは私どもの誠意として…」
「私の気持ちで1,000円!1,000円あればスーパーかどこかで新品が買えますよね?」
女性:「&#◎☭〄;$※♂☞?○@×△×○※」←文字化けではありません(笑)
「子供たちのご飯が… 子供たちのご飯が…」
お客さんと電話してる横で、現場に行っていた別のスタッフに電話をして、
私:「もうイイから帰ってこい!」
そう言ってスタッフを離れさせました。
お客さんにはこのように言って電話を切りました。
私:「本来であれば荷物をすべて明けた後で言ってくるのが普通ではないですか?」
「それをして頂けないのなら、私どもとしては対応致しかねます。」
「事務員に電話を変わりますので、1,000円の振込口座を伝えて下さい。」
私は持っていた電話を事務のスタッフへ手渡しました。
事務員:「もしもし お電話変わりました。」
「もしもし… 」
「所長!切れてますけど(笑)」
私:「ほっとけ!!!」
そんなこんなで数日が過ぎました。
読んで頂いてるみなさん、これで終わり?って思ってませんか?
これで終わりなら、このネタを書くことはありません。
この後は、有る行政機関を巻き込んだお話しに発展していきます。
それは…
またね~(笑)
今回も最後まで読んで下さってありがとうございました。