こんにちは。
『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。
【こんな引越し・あんな引越しetc】
の3回目です。
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今回の引越で受けた条件が、
①会社名が入っていないトラックを別で手配する。
②作業スタッフは制服ではなく私服で作業する。
③旦那が戻った場合はその時点で作業を終了するが引越し費用は全額頂戴する。
依頼されてお断りした条件が、
冷蔵庫、旦那の衣類、食器だけを残した後、室内に消火器をまき散らす。
こんな内容の引越でした。
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社名が入っていないトラックを手配し、
5人の作業スタッフには私服を買い与え…
準備は万端です!
引越し当日の朝、私はスタッフ全員を読んでこう説明しました。
「万が一身の危険を感じたら、直ぐに作業を中断して警察に電話すること。」
「引越作業はお客様からOKの連絡が入るので、それまで離れた場所で待機すること。」
「ご近所など、話しかけられても一切会話をしないこと。」
「積み込んだ後は食事等を後回しにして、伊勢市に直行すること。」
「現地では先方のお手伝いがあるので、一切の荷降ろしを手伝わないこと。」
何か困ったことがあれば私に電話を掛けるように指示し事務所を出発させました。
お客様より伺っていた時間通り、8時半過ぎに【OK】の電話が入りました。
待機していた現場スタッフに連絡をし、お客様宅へ向かわせたのです。
作業開始した時間から1時間余りは平和な時間でした。
「無事に終わりそうかな?」
と、安心していた矢先に現場のリーダーから電話が…
全幅の信頼を置くリーダーが電話口で、
「合田さん!大変です!
消火器で…消火器で…」
後は言葉になりません。
電話の向こうでは大騒ぎになっていました。
はぁ~~?????
もう消火器って…
ちょっと出番が早すぎない?(笑)
そう思っていると、
「旦那さんが帰って来て逆上して…」
「トラックに積み込んだ荷物に消火器をかけてます!」
「部屋にも消火器をブチ撒けてます!」
!!!!!
上には上が居たのです。
母娘の消火器攻撃の更に上をいく攻撃でした。
「直ぐにトラックを置いて逃げろ!!」
逆上した人間は何をするかわかりません。
この時ばかりはスタッフの身の安全が最優先でした。
それから1時間ほど経ってリーダーが現場に戻ってみると…
その惨状は…
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今回はここまでです。
この話は次回で完結する予定です。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
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