花屋さんのお話の最終回・・かな?
つづきです。
全くの初めての「商売」の「花屋さん」
ずーーーっとやりたくて始めた訳でもなく
競馬で当たって🏇
「なんかやってみよぉ〜」と言う気持ちで本当に出来ちゃった最初の「起業」
1年半ほど経った頃、新婚だった私は妊娠しました。
「お店どうしようかな?」
結婚を機にお店から「市」を1つまたいだ所に引っ越しをしていて
45分ほど車を走らせて通勤をしていました。
「お店どうしようかな?」
市場で同業の人にもそんな話をしていたら少しして
「お店を売ってくれるかな?ってうちの社長が言っているんだけど、どう?」と言われました。
「お店ごと買ってくれるの⁉️」
話では
駅ちかや商店街ではなく家賃が安く
でも洗車場もついている大きなガソリンスタンドの側でお墓参りに行く人が多く立ち寄るし
住宅は周りに多く 洗車の時に「園芸もの」のお買い物をしていく人が多くて
「なかなかいい場所にお店を出してるな〜」と言われていたらしく
「辞めるなら是非買いたい!」と。
売らない理由なんて見つからなくって
「もちろん売ります!どうぞ!」
(言葉こそ覚えてはいませんが この言葉通りの気持ちでした)
その後は「リース」の継承やら書類の手続きなどをして難しいことなどなく お店は売却!
もちろん・・
「スタッフ」
「お客様」
「お花の先生」
「市場の方々」
まだまだたくさんの方とのお別れは寂しさを感じました。
でも
そんなこんなで
450万ほどの競馬🏇での「当たり」で始めたお店は
1000万で売れて終わりました。
・・・まるでわらしべ長者だ!
そんな風にその頃は思っていました。
その頃は本当に「商売」など分からず
お店ごと売れるなんてビックリな私ですが
その後の人生では この人生初の
「M&A体験」は私の視野を広げてくれた経験となり
その後の商売でもお店をやめる前に「売却」を考える様になった事は言うまでもありませんでした。