9月29日に再放送された NHKドラマ、「団地のふたり」の第9話を、面白く 視聴した。

 

この回では いよいよ、 二人が住む「夕日野団地」の建て替えが決まり、住民たちの立ち退きが迫られることになる。

 

ここに住み続けたい気持ちが募る ノエチ (小泉今日子) は、こんな夢を見る――

 

――同じ思いの住人たちと団地に立てこもり、立ち退きを拒否して徹底抗戦するのだ。

 

そして母親が、隠し持っていた手りゅう弾(笑)を、包囲している機動隊員に投げつけるのを機に、バリケードから打って出て、手にした機関銃をぶっ放す(笑)

 

 

そして、まだ硝煙の収まらない銃を片手に、こうつぶやくのだ――

 

「カ・イ・カ・ン」。

 

 

なんでも、聞くところによると、これは1981年に公開された角川映画「セーラー服と機関銃」の中で、薬師丸ひろ子がつぶやく「決めぜりふ」なのだそうだ(笑)

 

筆者は うかつにも この映画のことは知らなかったのだが、今回の画面を見て、はたと気が付いたことがある。

 

それは毎週 日テレで放映されている「笑点」の大喜利で、メンバーの林家たい平が オチの最後で決める、あの文句と同じだったのだ。

 

 

――「カ・イ・カ・ン」(笑)

 

 

筆者は 「笑点」 を見るたびに 「これは なんだろう」 と 思っていたのだが、今、ようやく その謎が解けたというわけだ(笑)

 

 

それから、第9話では、それまで元気だった ノエチ の 母親が脳梗塞で倒れる。

 

幸い大事には至らなかったのだが、これまで平凡な日々を過ごしていた二人の日常に、一転、暗雲が立ち込める。

 

まず、建て替えを機に、父母の長年の友人であった佐久間さん(由紀さおり) を はじめとして、団地の面々が次々と引っ越していく。

 

さらに ノッチ の 盟友である ナツコ (小林聡美)もこの団地を離れ、母親の住む名古屋へ移るという。

 

このような状況を見ていると、何やら もの悲しい思いに とらわれてくる。

 

実は、筆者にとって、テレビドラマは「気楽にみられる」「面白おかしく笑える」のが 望ましいのだが、そういう観点からいうと、今回の第9話は、ちょっと寂しくなるものだった。

 

 

さて、次回。

 

10月6日は いよいよ最終話だ。

 

( 「いよいよ」とは言ったけど、別に それを 待ち望んでいるわけではないのだが……笑)

 

ノッチ と ナツコ と いう 古くからの盟友が どのような結末を迎えるのか、今から楽しみである。

 

しかし その反面、「これで終わりか」と思うと、なにやら淋しくなるのです(笑)