筆者の 昼食は ほとんどが 麺である。

 

そばや うどんを茹でたり、マルちゃんの 焼きそば作ったり、その日の気分で 好き勝手に 食べている。

 

それで、「 今日は すこし 腹が空いたな 」と 思ったときは、スパゲッティを 茹でることにしている。

 

日清製粉の 出している 「 マ・マーの結束タイプ 」 と いうやつだ。

 

100グラム ずつ 束になったのが 6つ 入っていて 400円 くらい。

 

これを 1把、7~8分 茹で、市販のパスタソースを かければ すぐに 食べられるのが良い。

 

お手軽に使えるので もう10年以上、愛用しているのだ。

 

ところが ――― !

 

5月7日付け 毎日新聞の 朝刊に 「 消えた マ・マーさん 」 という記事が 載ったのである。

 

「 すわ ! 販売中止 に なるのか !」と 少し びっくりしたが  読んでみると、どうやら パッケージが 全面更新されたらしい。

 

「 なあんだ、そんなことか !」と 思ったけれど、何となく気になったので、記事の内容を ご紹介することにします。

 

以下は その 全文引用。

 

 

消えた「 マ・マー さん 」

 

お気づきだろうか ?

 

長く 消費者に愛されてきた ロングセラー商品の パッケージから、あの女性が 消えたことを。

 

日清製粉ウェルナが 1955(昭和30)年から 展開している パスタブランド 「 マ・マー」 。

 

今年から ブランド ロゴを 刷新した。

 

最大の変更点は、半世紀以上にわたって ブランドの象徴だった 女性のイラストを なくしたことだ。

 

〔 旧来のパッケージ 〕

 

 

〔新しいパッケージ〕

 

 

商品や広告を彩るブランドロゴは、メーカーを象徴する「 顔 」 と 言っていい。

消費者に 商品の 良し あしを判断してもらうには、まず 手に取ってもらわなければ 話にならない。

ブランド ロゴは その 第一関門突破を担う 重要な存在だ。

 

 ヒット商品になれば ブランドロゴが  一定の品質を保証する「 お守り 」 の 役割も 果たしてくれる。

 

ロングセラーなら、なおさらだ。

 

それだけに、ブランドロゴの リニューアルは 企業にとって 大きな賭けでもある。

 

消費者の不評を買えば、販売減に 直結するからだ。

 

 特に 「 マ・マー 」 は 日本のパスタの歩み そのもの とも いえる歴史を持つ トップブランドである。

 

 始まりは 55年。

 

イタリアから ショートパスタ 製造機を 輸入した。

ここから マカロニの大量生産が 始まったため、同年は 日本の 「 パスタ元年 」 とも 呼ばれている。

 

この マカロニ に つけた ブランド名が 「 マ・マー 」 だ。

 

キッチンの 主役になることを願って 名付けられたという。

 

当初から 優しく ほほえむ女性が 描かれていた。

 

 翌56年には ロングパスタの製造機を導入し、スパゲティの 大量生産も 本格化した。

このパッケージも 「マ・マー 」を 冠した。

 

 

80年代 に 起きた 空前のイタリア料理ブーム も 追い風となり、売り上げは 急拡大。

 

現在は スパゲティ市場で 4割超 の シェアを占めるなど、ダントツの人気を誇る。

 

 

 躍進を 支えてきた イラストの女性に 名前は ない。

 

日清製粉ウェルナ 社内では 「 マ・マーさん 」 の 愛称で親しまれてきたという。

 

 では なぜ 今回、女性を外す 決断をしたのか。

 

岩橋恭彦社長 が 言う。

 

「  生活スタイルが多様化し、料理を作るのは 女性だけでなくなった。

 

男性も、子供も含め、すべての人へ、という意味を 込めた 」

 

 幅広い部署からメンバーを募り、1年以上 かけて 慎重に検討を 重ねたという。

幸い、消費者からは  好意的な声が 多いとか。

 

 移り変わりが激しい時代に どう 対応するか。

見誤れば 商品は たちまち 消えていく。

 

変わらぬ味と、たゆまぬ品質の改善。

 

一見、矛盾する両者を満たしてはじめて「定番」に なるのだろう。

 

( 経済部  赤間清広 )

 

新聞記事の ご紹介は 以上です。

 

なお、マ・マー の スパゲッティ に ついては、2023年の10月に 記事にしたことがあります。

 

ここに その リンクを 貼っておきますので、ご一読 ください。

 

 

 

〔 了 〕