「エゴ」を育てる。 | Zeropoint-Fieldへの道

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私の私による私のためのブログ

私は常々エゴイスト(利己主義者)だと思う。

会社でも人がうまくいったときは妬み、失敗したときは喜んでいる自分がいる。

表面では一緒に喜んだり悔やんだりしながらももう1人の自分がいる。

そんなエゴを処する方法を学んだ。

 

日本では昔から「小我から大我へ」という言葉があるらしい。

この言葉は人間の心の中の「小さなエゴ」(小我)をなくすことは出来ない。

さればその「エゴ」を「大きなエゴ」(大我)へと育てて行くべきだと教えてくれている。

 

ある会社員を例にとると、

新入社員の頃は自分の成功のことしか考えていなし。

しかし何年か経って管理職に就いて部下を持つと、

「縁あって巡り会った部下を幸せにしなければ」という意識が芽生える。

更に管理職になると「この会社を、社員が誰もが幸せに感じる会社しなければ」と社員全員を意識するようになる。

つまり「自分のエゴ」を部下や社員を包み込んだ「大きなエゴ」へと育てていくプロセスとなる。

なぜならこの「自分のエゴ」にとっては「部下や社員の幸せ」が「自分の幸せや喜び」であるからです。

 

仏教では「自利は利他なり。利他は自利なり。」と教えている。

ではどうすれば小我を大我に育てていけるのか。

その方法は人生において「志」や「使命感」を持って生きること。

私の「志」「使命」は何か。ようやく気付き始めた。