歴史と文化の町、京都。
2007年9月に全国でも類を見ない「新景観政策」実施し、地域ごとに建物の高さを31~10メートルの範囲で6段階に規制することをはじめ、建物のデザインや眺望景観などを規制することにより京都の優れた景観を守り,育て,50年後,100年後の未来へと引き継いでいくとのこと。
特に「田の字地区」と呼ばれる中心地エリアでの規制は厳しいが、一方で京都駅界隈から南にかけてかなり開発が進んでいく。
具体的には駅の北側では京都中央郵便局を高さ約60メートルの高層複合ビルに建て替え、2029年度以降の開業を目指すプロジェクトがある。東側では23年秋に市立芸術大が開校予定で、相乗効果による活性化も期待される。古都の玄関口の街並みが今、大きく変わろうとしているようだ。
更に市は京都駅南部から伏見区にかけての600ヘクタールを「らくなん進都」地区に設定し、企業の集積を目指している。
また阪急ホールディングの加藤好文会長は、京都タワー周辺の再整備について、「以前から再生したいと考えていた。タワー自体は変えず周りのホテルなどで大々的にイメージを変えたい」とのこと。
古都京都守りつつ進化していって欲しいです。