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去年は全然だったが、今年は柿がそこそこできた
柿がたくさんできても、結局とらずに木の上で熟柿にして鳥のエサにしてしまうことが多い。
以前から柿酢を作りたいと思っていたんだけど、ようやく重い腰を上げたよ
柿の表面には天然の酵母がついているんだって。
その酵母菌が糖をアルコールに変えてくれるんだ。
そして、空気中の酢酸菌が加わり、アルコールに変わった液体を酢に変える。
だから、柿以外に何も加えなくても柿酢が作れるのだ
すごいね
今まで柿の表面についてる白っぽいものが酵母だと思っていたのだけど、調べてみると何だか違うような…
白い粉の正体は、柿やブドウを始めとするほとんどの果物に現れる天然の油脂成分なんだって。
ブルームとか果粉と呼ばれ、果実を病気や乾燥から守る役目を果たすらしい。
白い粉がブルームだとしたら、酵母は目に見えないものかもしれないね
さてさて、収穫した柿は水洗いしないで、汚れている部分だけ布で拭き取ってきれいにしておこう。
柿を洗わないのは、柿の皮についている酵母菌を洗い流さないためだ。
柿のヘタを取り、
黒く変色していたり傷んでいたりする部分は包丁で丁寧に取り除いておく。
削り過ぎかっ
もう一度確認するけど、皮にはアルコール発酵に必要な酵母菌が付いてるので、皮はむかない
ガラス瓶に取り除いたヘタの部分を下にして詰めこむ。
柿が軟らかければ、ヘラなどで潰しながらぎゅーっと押しこんで出来るだけ隙間を詰めるほうが発酵が早く進むのだけど、この柿はまだ十分に軟らかくなっていなかった。
熟していない柿は、熟すまでカゴに放置しておいた方がいいかもね
ところで、ガラス瓶には付属のフタをしてはいけない
アルコールから酢に変化する酢酸発酵で酸素が必要なので、空気を通すものでなければダメだ
ガラス瓶の中にショウジョウバエが入らないように、空気が通る豆絞りのようなものでフタをする。
それから約1週間経って、
柿が軟らかくなってきたようだったから、潰すことにした。
これが潰し終えた時の状態。
それからほぼ毎日かき混ぜて、さらに3日経過した頃には、
見た目は気持ち悪いが、何とも言えない甘くてフルーティーな香り
このままごくごく飲んでしまいたい欲求
でも、この時点で飲んでしまうと、アルコールを製造したことになるので罰せられる可能性がある。
酒類製造免許がない状態でアルコールを作ると、酒税法により10年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられるんだって
要注意
それからさらに3日経った今日、
甘い香りの残る中に気のせいかもしれないけど、酸っぱいにおいがあることに気づいた。
酢酸発酵が始まったのかも
初めての柿酢、うまくできるといいなあ…
ではまた(^^)/~~~
今日のオススメは、「農家が教えるどぶろくのつくり方―ワイン、ビール、焼酎、麹・酵母つくりも」。
ビジネスとしてアルコール作りを始めたいという人にはいいかもね
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