ＬＳＤオーバーホールです。
と言っても、お客様が中古の純正ＬＳＤをお持ちで、今のイニシャルが落ちた純正ＬＳＤからイニシャルが残っている純正ＬＳＤに組換えです。
確かに、外してみると今付いている純正ＬＳＤは手で回るほどユルユル。
これから付けるＬＳＤは、まだまだしっかりとイニシャルがかかっています。
しかし、こちらのクルマ。
リヤデフは、車体番号から見ると、Ｒ160サイズのＬＳＤのはずが、インプレッサＣＧ8ＲＡなどで採用されているＲ180に変更されています。オーナー様は、現在の状態で中古車として購入されているので、細かい流用の詳細は不明で、見たり予測したりで純正部品を取り寄せています。
今の所98％ぐらいの確率で当たりですが、前見たときよりオイル漏れ箇所が一ヵ所増えているので、少し外れです。
部品手配に少し時間がかかりそうなので、その部品待ちですね。
ＧＣ/ＧＦ時代のリヤ周りは、1POTキャリパー、2ＰＯＴキャリパー、ブレーキローターサイズ違い、ＬＳＤの大きさ違いなど、同じGCなのに、グレードと年式が少し違うだけで付いている部品がバラバラ。
ただでさえややこしいのに、+αで流用も入ってくると、さらに難易度が上がります。
だから、スバル系ショップと呼ばれる言葉が生まれたのも事実で、他のメーカーが得意なショップからすると、スバルは特殊でややこしいから手を出したく無いと言う事に繋がるのかなと思います。
こう言う案件だからこそ、スバル専門ショップの出番なのかなと言う事でもう少し頑張ります。