踊る小悪魔 -11ページ目

踊る小悪魔

会社の先輩に恋をしました。

心に亀裂。


猫宮さんの課に行ってから

毎日が本当に楽しそうなミドリちゃん。


「猫宮さんが○○って言ってました!」


「お昼に猫宮さんにジュースおごってもらっちゃいました!」


「猫宮さんに○○って言われたんですよ~」


話す内容の8割が

猫宮さんとの交流模様。


確かに猫宮さんは楽しい人だし

猫宮さんの近くにいると何かしら面白い事は起きる。


とはいえ、


いくら猫宮さんがミドリちゃんたちの先生役だとしても。


私が猫宮さんに恋愛感情を抱いているのを差し引いたとしても。


異常だった。


夜、猫宮さんとの電話。


今日、○○でさ~・・・


あ、○○で○○で○○だったんですよね。


なんで知ってんの?


ミドリちゃんから聞きました(笑)


アイツ、ホント澪ちゃんに何でも話すなぁ~(笑)


笑っていられたのは少しの間だけだった。

ライバルが増えました。


6月の後半になって、

もう一人の新人の女の子、ミドリちゃんのいるグループが

猫宮さんの課で研修の期間になった。


ミドリちゃんは私の2コ下で

とにかく明るくて元気な子。


グループが別なので、

始業前と終業が一緒になった時くらいしか話せないけど

今日(昨日)は何したとか

誰々はこんな人だとか

よく情報交換をしたり

他愛のない会話を楽しんだりしてます。


今まで回ってた課にあまり馴染めなかったらしく

一時期は辞めたいとばかり言ってたけど、

猫宮さんの課に行ってからは

すっかり持ち前の元気さを取り戻し

毎日の出来事を楽しげに話してくれるようになりました。


元気を取り戻してくれて良かったなと思う一方、

困ることもいくつか。

穏やかな日々。


月末に入ってしまったので

なかなか二人で会う事は無かったけれど

メールしたり

電話したり

毎日連絡は取っていた。


早くて20時頃、遅くても22時頃。

帰宅途中の猫宮さんから電話がかかってくる。

猫宮さんが家に着いたら一旦終了。


日付が変わる頃

起きてるかどうか確認のメールが入ってきて

再び電話。

どちらかが眠くなったら終了。


ほとんどは今日の出来事を話すだけ。

特に後半は沈黙が続く日だってあるし

眠い眠いと言いながら電話し続ける日もある。


それでも夜間の現場が無い限り

ほとんど毎日かけてくれる。


これだけ電話をする時間があるのなら

10分だけでもいいから二人で会いたいのにな。


そう思うこともあるけれど

仕事が終わった後、真っ先に私に電話をくれる。

眠る直前まで猫宮さんの声を聞いていられる。


ただそれだけで満足だった。

幸せだった。