先日のブログで、お骨箱の大きさは地域によって違うという
話を書きました。
弊社のある奈良市周辺では、*2.3寸の本骨箱と、4寸もしく
は5寸の胴骨箱*を使うのが一般的です。
ただ、近年はお墓や納骨堂の事情などから、
「できるだけ小さなお骨箱にしたい」
というご希望も増えており、一番小さい*2.3寸の本骨箱だけ*
を利用されるご家族様も多くなってきました。
普段からこのサイズを扱っているので、私自身も小さな
お骨箱の重さに慣れています。
ところが時々、ご実家が関東や東北方面の方などで、
「お骨は全部拾いたいです」と、全収骨を希望されること
があります。全ての焼骨を納めるとなると、使用する骨壺
も大きくなります。だいたい7寸や8寸サイズの骨壺です。
実際に全てのお骨を納めてみると……
やはり重い!
感じます。ご家族様が両腕でお骨箱を抱えられると、
「重いですね……」と言われることも少なくありません。
特に大変だろうなと思うのが、火葬場から電車やバスなど
の公共交通機関を利用して帰られる方です。
大きなお骨箱を抱えながら、荷物も持って移動するとなる
となかなか大変です。だからといって、
「重いからお骨を少なくしましょう」
という話でもありません。
大切なご家族様のお骨ですからね。
全て連れて帰りたいと思うお気持ちも、よく分かります。
私たち葬儀社ができるのは、ご家族様のお気持ちを尊重
したうえで、できるだけ持ちやすい方法や、負担の少ない
方法をご提案することだと思っています。
お骨箱ひとつをとっても、地域によって考え方や風習は
さまざま。長く葬儀の仕事をしていても、
「お葬式って、本当に地域によって違うなぁ」
と改めて感じます。
