今年2月28日、アメリカとイスラエルによるイランへの
軍事攻撃が始まりました。
その影響で中東情勢が一気に緊迫し、原油をはじめとする
世界のエネルギー市場にも大きな影響が出ました。
当然、ガソリン価格も上がりました。政府の補助金で価格
高騰は抑えられていますが、毎日のように軽霊柩寝台車を
走らせている私にとって、燃料代は無視できない経費です。
そこで今年は、「次の霊柩寝台車をどうするか?」
いろいろ考えてきました。
まず検討したのが*EVの軽霊柩寝台車*。
ガソリンを使わないというのは魅力的なのですが、実際の
仕事で使うとなると航続距離が気になります。
ご遺体の搬送は奈良市内だけとは限りません。
京都や大阪、場合によってはもっと遠方まで走ることも
あります。
エアコンを使えば航続距離も短くなりますし、車両価格も
安くありません。いろいろ考えた結果、EV軽霊柩寝台車は
今回は見送ることにしました。
次に考えたのが、普通車の霊柩寝台車です。
候補はエスティマかアルファード。
エスティマは車体の大きさもちょうど良さそうなのですが、
問題は屋根の高さ。
ストレッチャーの上に布張り棺を載せると、天井に当たり
そうになるほど余裕がありません。
しかも、思っているほど荷物も載らない。
ではアルファードは?室内も広いし、高さもある。
霊柩寝台車としては非常に使いやすそうです。
ただ……車体が大きい!私は大型二種免許を持っていますし
、大型バスや大型トラックの運転経験もあるので、
大きな車を運転すること自体は何ら問題ありません。
問題は、ワンオペ作業が多いことです。
ご自宅へのお迎えなどでは、道幅の狭い道路沿いに車を
止めなければならないこともあります。
軽自動車ならギリギリまで路肩に寄せることができますが、
アルファードクラスになると、そう簡単にはいきません。
無理に寄せれば、塀や電柱、植木などで車体を傷つける
可能性も高くなります。
ご遺体のお迎えに伺って、「車、擦った……」
なんてことになったら仕事どころではありません。
そんなことを考えていると……
やっぱり軽霊柩寝台車が一番いい!小回りが利く。
狭い道でも入っていける。路肩にも寄せやすい。
荷室も意外と使える。
そして何より、一人で動くことが多い私の仕事には非常に
使い勝手がいい。ただ、一つだけ不満があります。
もう少し馬力が欲しい!
今の軽霊柩寝台車は、ご遺体やストレッチャー、棺、仕事
道具などを積むと結構な重量になります。
坂道や高速道路では、「もうちょっと頑張ってくれ!」
と思うこともしばしば。となると今の軽霊柩寝台車の
エンジンをフルチューンするか!
いやいや、30万km以上走っている車を今からフルチューン
するのもどうなんだ?
それなら、ターボの軽バンに乗り換えて、霊柩寝台車仕様
にして、ちょこちょこいじくるか?
などなど、また余計なことを考え始めています。
EV、エスティマ、アルファードといろいろ検討しましたが、
結局たどり着いた答えは、「やっぱり軽霊柩寝台車」でした。
あとは…よく走る軽霊柩寝台車をどう作るか?
しばらく私の楽しみになりそうです(笑)
