捉われない葬儀のことで、「僧侶・神官・牧師・神父」などの宗教者を
招かずに、自由な形で行われます。
日本人は無宗教の方が多いので最近では徐々に増えてきていますが
、まだまだその数は少ないのが現状です。
◆無宗教葬の方法
最近では「無宗教葬の式次第」や「無宗教葬用の祭壇」を用意している
葬祭業者もいます。
「無宗教葬はどうやったらいいのですか」と質問してくる方も
居られます。 どうやら、「無宗教葬」という決まった方法があるように
思われています。 しかし、特定の宗教宗派の儀礼方式によらない
のが無宗教葬儀ですから、決まった方式がないのです。
無宗教葬は自由に形を決めて葬儀を進行していくことが出来ます
が、実際には「進め方は自由」と言われると困ってしまう方が
多いのです。 そこで通常の仏式葬儀や葬場祭(神葬祭)をある程度
参考にして特定の宗教色を排除した形になることが多いようです。
無宗教葬(自由葬)はその名の通り自由に演出を行うことが出来ます
が、以下のような感じで行われることが多いようです。
1:前奏曲
2:献灯
3:開式の辞
4:黙祷
5:思い出(ビデオ上映や生演奏など)
6:葬送の言葉(弔辞・弔電の奉読)
7:喪主・遺族・親族・参列者の順に献花
8:遺族代表挨拶
9:閉式の辞
10:後奏曲
11:出棺前のお別れ(棺に花を手向ける)
音楽が使われるのは最近の流行でもありますが、お経の音楽性
の代用という意味もあります。
5の「思い出」はビデオやスライドを用いて故人の生涯を振り返る
というものですが、代わりに葬儀委員長の式辞や、司会者の
ナレーションで生涯を振り返ることもあります。
6の「葬送の言葉」は弔辞のことで、「弔辞」「お別れの言葉」
としてもいっこうに構いません。
告別方法は、無宗教葬では献花が定番になっていますが、献花する
花によっては費用がかさむので、焼香にされる場合もあります。
もちろん無宗教葬に定式はありませんから、これは一例にすぎません。
◆無宗教葬(自由葬:プロデュース葬)が増加している理由
1:宗教を持たない人が多くなった
2:お寺との付き合いがなくなった
3:形式化した葬儀に対する疑問
4:葬儀に対する考え方の変化
一昔前までは、葬儀を「死者をあの世に送るための宗教儀礼」と
考える人が多かったのですが、現在では、「故人とのお別れの儀式」
であるとする考え方が増えてきています。
死に対して宗教性を必要とする環境ではなくなりつつあるのです。
このことが、例え宗教儀礼を伴ったにしても、宗教儀礼を形式と見なし
緊張感をもって行われない葬儀を多くする原因となっているのです。
こうした時代の流れから、形式的な葬儀よりも、送る側、送られる側
の双方が納得するようなお葬式が増えてきたことが、無宗教葬が
増加してきている要因の一つです。
しかしながら、無宗教葬にはメリットとデメリットがあります。
次回は無宗教葬のメリットとデメリットについて説明します。
ではこれ位で・・・・また明日(^-^)ノ~~
家族葬・直葬・お葬儀の問合せはこちら まで
http://www.zero-ess.com/contact.htm
式場別見積例は、こちら からご覧になれます。
http://www.zero-ess1.com/
以下の広告は弊社とは一切関係ありません