本日、冷たい雨の降りしきる中、歌舞伎界の12代市川團十郎さんの葬儀が
しめやかに行われました。
昨年12月に中村勘三郎さんが亡くなられたばかりで、
歌舞伎界にとっては大打撃だと思います。
来月には2人目のお孫さんが生まれるのが決まっていたのに、
顔を見ることも叶わず、4月に完成の新しい歌舞伎座の舞台に立つこと
も叶わず、さぞかし無念だったことでしょう。
謹んでご冥福をお祈り致します。
TV中継をご覧になっていた方はお気づきかもしれませんが、
今回のご葬儀は神道形式でした。
一般的には仏式のご葬儀が多いので『あれっ!?』と思われた方もいるのでは
ないでしょうか?
神式のご葬儀では、仏式のように『焼香』はありません。
その代わりに、玉串奉奠をします。
仏式のご葬儀に参列したことはあっても、神式のご葬儀に参列する機会は
少ないので、作法に戸惑われる方もいると思います。
玉串奉奠では一人ひとり1本ずつ、玉串を祭壇に向かって奉奠します。
昨夜のお通夜にはおよそ800人の弔問客が訪れたそうです。
『一体、どのくらいの数の玉串を用意したのだろう…?』って
思ってしまいました。
奉奠台もすごい事になってたんだろうなぁ~と、一般の方とは違う目線で
ニュースを観てしまいました。職業病ですかね…
あと、仏式と神式の違いと言えば、神式では仏式と違い戒名や法名と
言うものはなく、代わりに『諡号(しごう)』というものが付けられます。
(神式でも宗派があるので一概には言えませんが、團十郎さんには諡号が
付けられていました。)
密葬なのに報道では400人の人が参列されてました。(密葬とは言わない)
後に行われる本葬には一体何人の方が参列されるのでしょう!!
密葬はご自宅でされていました。
大人数の参列者が見込まれる場合でも、準備をしっかり行えば自宅での
ご葬儀は可能だという、良い例ではなかったかと感じました。
近年では住宅事情やご近所の方とのかかわりが希薄で、
会館でのご葬儀を希望される方が増えてきています。
でも、『最後はやっぱり自宅から送り出してあげたい。』と言う方が
多いのも事実です。
いくつか条件はありますが、自宅でのご葬儀は可能です。
家族葬なら外の飾り付けを一切しないので、葬儀をしていることが
わからないです。
最期は、住み慣れた家から出るのが一番ですね。
ではこれ位で・・・また明日(^-^)ノ~~
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