ドムス(遺体保全剤) vs ドライアイス | 大阪・奈良の葬儀・家族葬ESSたねちゃんのブログ

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会館葬には無い、小さくても心のこもったお葬式を心掛けています。

普通の人には、わかりにくい話をします。

人は、生命を失うと同時に腐敗が始まります。

一般的に腐敗を防ぐために使われているのが、ドライアイスです。

 

ドライアイスを胸やお腹の上に置いてマイナス78度の低温で内蔵の腐敗

を遅らしたり、後頭部の下に置いて腐敗から起こる出血を止めたりします。

またドライアイスは、柩に入れたまま火葬することもできるので

葬儀社に根強い需要があります。

弊社もドライアイスをメインに利用しています。

ドライアイスは、冷却効果のみしかなく、除菌や防臭効果はありません。

しかし数年前からドライアイスに替わる遺体保全剤が出てきています。

ドムスとういう名前の遺体保全剤です。

ドムスというのは、ご遺体の周りに「安全二酸化塩素」というガスを発生

させて除菌、感染予防、脱臭、遅腐効果をもたらしてくれます。

 
使い方も簡単です。  10cm角の袋を二つご遺体の上や布団にセット

するだけです。 パウダーセットとリキッドタイプと二種類あります。



東日本大震災の時にご遺体を何日も安置所に安置する際に、大活躍して

いました。 

私も何度も利用させていただきました。 しかし普通のご遺体でない

場合が殆どです。

葬儀担当者もご遺体の変化についてはご遺族の方に説明はしていますが、

まだまだ遺体保全=冷却というイメージを持たれている方が殆どなので

ドムスだけでは不安がる方も多いです。

また、エンバーミングという外科的処置をしないとご遺体の変化を

止められない場合でもドライアイスを利用していれば、「仕方ないか」で

終わりますが、そうでないと問題(クレーム)になる場合があります。

一般の方には、ご遺体保全の方法が冷却だけではないということが

わかってもらえたでしょうか?

ではこれ位で・・・・また明日(^-^)ノ~~

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