記した着物を着せます。
これを『経帷子』と言います。また死装束や仏衣や浄衣とも言われています。
昔は、死者とゆかりのある女性や孫などが経帷子を作っていました。
またその作り方も独特の作法があり、はさみを使用しない(ひっぱり縫い)
不幸が繰り返しくることを恐れ(返し縫いはしない)などあります。
その他、手甲、脚半、三角布、帯、頭陀袋、足袋、草履も作られました。
六文銭や杖も一緒に持たせます。
着せ方は、和服は男女とも右前に着る事の逆さで左前に着せます。
帯などの結び方は、『縦結び』にします。
昔は白色だけでしたが、

近年は、女性向けにピンク色の仏衣もあります。

考え方の違いで経帷子を不要する宗派もあります。
また最近は、経帷子には拘らず生前好んで着ていた洋服や和服を着せたり
することも増えてきました。
お葬儀の事前相談が増えた為、写真と一緒に着せてあげたい物を探す
ようになってきたと思います。
私もお葬儀の事前相談をする際に必ずお伝えします。
お金をかけずに綺麗に着付けをしてもらう方法は、病院でお亡くなりの
場合は、病院で清拭してもらう際に一緒にしてもらうといいでしょう。
また、ご家族でしてあげるのも良いと思います。
湯灌をするとよりいっそう綺麗に着付けすることができますが、当然費用が
発生してきます。
先日の六文銭に関連する話題でした。
ではこれ位で・・・・また明日(^-^)ノ~~
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