目隠しフェンスの取り付け向きを変更した | シャア専用ZERO-CUBE戦記

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従軍5年の中堅となったシャア軍曹は曹長に昇進しました!
還暦夫婦が建てた企画住宅ゼロキューブのブログ。自らシャア専用と名付けた赤い外壁の住まいに関する出来事について(たま〜に)ガンダムテイストを交えながら書き記す、親族への報告と忘備録を兼ねた全記録。

南隣りとの間にある目隠しフェンスの取り付け向きを逆向きに変更した。

 

建築時に向きの希望を聞かれて、リビングから綺麗にみえるよう柱などが出ない方法にしてもらっていた。ところが通常は外に雨を流すように斜めの板が入るはずだが、何故か雨が敷地に吹き込む向きになっていたのだ。

リビング側は問題なかったので気にしなかったが、近々作る予定であるブドウ棚の支柱を建てる邪魔になると思われるし、車庫の方では雨が侵入しやすく逆向きの方がいいよね~っと思ってたのでブドウ棚を作る機会に自分で取り付け方法を逆にしてみた。

 

業者に依頼するとおそらく数万円はかかるかと思われる作業。DIYする方もあると思えるので方法を書いときます。

 

 

↓元はこれ

CBの上に載っているアルミフェンスは柱を外に出すかたちで敷地内部にはフェンスのみ見える状態。でも斜めの横板が外から内に傾く形でついているため雨が吹き込みやすい。外構業者はアホか。

 

↓とりあえず全部外す

狭いブロックの上で作業中なのが息子1号。手前でジャマしてるのが若干スマートになったデブ犬。

 

 

↓内側下にあるステーを反対に付け替える

太目のドリルで削ってリベットを外したのち同じ高さの反対側に穴を開けてステーをリベット止めし直す。このステーで重さを支えて上部ステーで引っ張り固定する仕組み。

 
↓外側につけ直す
このステーの固定にはリベット穴と位置固定凸突起用穴のサイズ違いの穴が2ヶ所必要。全ての柱に正しく位置を決めるこの作業をするのは中々骨が折れた。もし作業人数がもうすこし多ければ、まず上のステーを固定してフェンスの位置を決めてから下部ステーの位置を決めると簡単だったと思う。

 

実際の作業では、隣家の倉庫に加え当家の車庫に置いてある倉庫が非常に邪魔で、リベットを外すのにドリルが使えない場所が何か所かあった。15㎝ほどの隙間しか無いため、車の板金作業でも活躍したマイクログラインダーで横からリベットの頭をチマチマ削って最後はバールを使って強引に外すことになった。

 

 

↓柱の外にフェンス

これにより敷地内にコンクリートブロックの棚ができてる。ブドウ棚はここに柱を建てたいのだ。

 

↓ステーを追加

少しガタがでた部分にはステーをリベット止めして風が吹いても音が鳴らないようにした。もちろん黒く塗装して錆止めも施しておいた。

 

↓製品名

今まで外向きについてたから知らなんだ(笑) LIXILのプレスタフェンス8型という製品のようです。

 

↓完成

スッキリした普通のフェンスになった。斜めの横板の傾きが逆になったことにより敷地方向への吹き込みが軽減されるはずで、車庫に流れ出る雨が少なくなる事を期待。

 

 

もちろん敷地外での作業となるので、引越ししてきて3年ほどになる隣家(表札が無いからいまだに名前知らん)に許可を貰って敷地外から作業させてもらったが、息子1号の手を借りたにも関わらず位置合わせなどに手間どり、およそ半日の作業でした。

 

支柱の反対には取り付け穴が無いため付け替えにはドリルとリベットが必須となりますが、着脱だけなら一人でも+ドライバー1本で可能です。

風が強い時の作業は絶対に避けてください。風にあおられると2人でも支えきれません。

 

 

なお、作業してて初めて判ったことがあります。

台風などの強い風を受けることもあるにも拘らず細いアルミ支柱だけで建っているので強度的に大丈夫かいな?と以前から疑問だったけど、作業中に上部のステーを外して中を覗き込むとアルミ支柱の内側には下1/3ほどにスチールの心棒(パイプ)が内蔵されていることが分かった。ブロックからスチールの心棒が建ち、その周りを覆うようにアルミの支柱が建っている。これなら強度は充分。

でも上記作業のステーを追加加工したり、リベット穴を開ける際には、硬いスチール心棒にも穴を開けなければならないため金属用のドリルが必須となりますのでご注意ください。

 

 

ともあれ、やりたかった作業が完了して満足よ。