前回お伝えした折れシフトレバーは直ぐに交換していた。こんなもの差し替えるだけだから作業は簡単なためわざわざ記事にするほどでもなかったが、乗ってみると若干ロッドが短いこともあって、シートポジションがしっくりこない。壊れていたシートベルトを中古品と交換するついでに久しぶりにシートアジャスタを付けることにした。
実を言うと元々割れていた運転席シートベルトを差し込むキャッチが先月くらいから完全に破損して使えなくなっていたのだ。走行時には助手席側のキャッチに差し込んでいたのでとりあえずは走れていた。
社外品の交換用一式セットなら1万円くらいだが、純正と同じクサビ形のものが無くて今風の差し込みが四角いタイプ。まあ使えれば何でも良かったんだけど、左右が違うのもいかがなもんかなー、中古で純正キャッチだけ出ないかなー、などとグズグズしていた。
今回ヤフオクで見つけたのは社外品の中古でジャンク品ゆえの激安1100円。ジャンクの理由をよく読むとキャッチのステー部分が曲がっているだけ(この部分は曲がってて当たり前なのだ。車関係に弱い出品者みたい)なので迷わず入札。そのまま落札できたもの。
本日届いたのは新品と言えるほど程度もよく動作も良好。さっそく取り付け。
↓作業しやすいようにシートを外す
↓手前は外した純正キャッチ
受け口の樹脂カバーが割れて無いため機能しなくなっていた。こんな風に曲がるのが正しい。17㎜ボルト1本外すだけで交換できる。
↓シートアジャスターもつけた
シート前端を支える穴の位置が少し後ろにズレるため自由度が広がる。
↓ベルト側は3ヶ所外すだけ
購入したセットに入っていたボルトは巻き取り機のみ使用。あとのボルトは純正を利用した。
↓完成
ちゃんと使えます。
↓交換した部品
シートの位置はとりあえず中間位置にしたが、まだしっくりこない。手が短くなったようで気持ち悪い。シフトチェンジも硬い感じでヒール&トゥがやり難い。当たりが柔らかくなって馴染むまでもう少し時間がかかりそう。
左右でシートベルトの差し込み形状が違う事となったが、取り付けてみると全然気にならない(笑)
シート左右のクリアランスがあまりないローバーミニなので元から助手席側に間違って差し込んだりしてた。差し込み間違いが無くなるので、かえって都合が良いくらい。
もうこのまま確定。
外したベルトは本体を分解して、巻き取り構造を調べてみた。細長い板バネがびろ~んっと飛び出してビックリしたが
バネの反対側は加速度センサーがあるので見てみたかったのだ。
巧い構造で、なるほどなーっと思った。
合理的な構造を見るとチョイ感動します。作った人はエライねぇ。
これについては別記事にしましょう。