人感センサーライトを駐車場に取り付けてから2年半経った作動状況も追記。
私が仕事から帰るのは9時前後が多いから当然ながら真っ暗。もちろんバックするので後退灯が点くし街灯もあるから車庫入れに不便は感じない。
しかしお母さんが帰ってきたときには真っ暗でも明かりが一切ない。車の後ろまで走って方向転換し、盗難防止のワイヤーロック(人気車種だし元々カブは盗まれやすい)を掛けるのだが手元が見えにくくカギ穴が分かりにくいらしい。
そこで人感センサーのライトを取り付けて駐車場全体を照明することにした。ホームセンターで大体の製品相場を見てからネットを物色。
当初は今あるスポットライトを交換して人感センサーライトにしようと思ってたが、常時付けておきたい場合もあるので結局は別に追加することになった。
問題は電源で、倉庫までは電気が来てるので配線すればいいのだが、無資格工事は問題がある。
電源の要らないソーラーライトが手軽で目的に適っている。
↓購入したのはコレ
縦長車庫の我が家では光源1つでは心もとない。最初に届いたこの商品に製品不良があり、曇天とはいえ二日以上充電させても2つセットのうち1セットは発光しなかった。おそらく内部の接触不良だろうから分解すれば自分でも直せそうな不具合だが、加工してしまうと返品できないだろう。バッテリー切れらしくリモコンも作動しなかったので返品してもう一度同じ物を購入。
今回初めて返品という仕組みを使ったが、製品不良の場合は送料Amazon持ちで返品が可能で、返品手続きをした翌日くらいにはもう返金されていた。つまり返品内容の精査はしてないと思われる。実際にはAmazonで使えるギフトでの返金だが、購入時にも多くの物が送料無料ということもあり、顧客としては気軽にお試し利用できる。これがAmazonの強みなのだろうなと感心した。
届いた製品を充電して動作を確認したら早速加工する(笑) IP65防水だが、中華の防水は全然信用できない。
ソーラーのパネル面は隙間なく樹脂で覆われるので問題ないが、合せ面が内部で防水してるとは限らないのが中華製品。
↓雨に濡れても良いようにゴムでコーキング
ネジ穴も全部埋める。持ってない方は普通の接着剤でも良いと思います。
↓サイドの合せ面も
とくに配線の出ている個所が心配だった。念入りにゴムで覆う。
↓パネルを保持するステーの根本
ここがクニャクニャになったというレビューがあった。締込み強度が僅かしか変えられないこの作りでは仕方あるまい。角度を決めた後にゴムで固定した。
↓取り付けた場所
車庫屋根の1番奥部分に取付け。画像右手のポリカ屋根の上に見える影がソーラーパネル。隣家との境で日陰ができにくい場所。
↓2Fベランダから見たところ
ガレージ屋根の端を留めているアルミ部材のネジに共締めした。
↓ライトは柱の上の横桁に取り付け
見てのとおり屋根アルミサッシ横桁内側に沿わせて目立たないように配線した。元々ソーラーパネルから5mの配線が伸びているものの、10m以上ある縦長の車庫が災いして両方とも全然足らん。ちょん切って3メートルほど電線を継ぎ足して望みの位置まで伸ばすことにした。パネル以外は雨に濡れることがない。
↓穴を開けてリベット留め
ライトステーは樹脂だが両面テープだけでは夏の暑さには耐えられまい。思い切って屋根の桟に穴を開けて完全固定。
↓夕方まだ明るさが残る時間
なのにセンサーが作動した。これくらいの感度がよろしいです。
↓夜は当然光る
人が近寄ると2~30秒光って消え、動き続けてると消えない、希望どおりの設定。
↓ペカー!
これでお母さんも楽になった。
もっと明るい製品もあるが、ライトの発光面を増やして明るくなっているようす。ゴテゴテしててカッコ悪いしあまり存在を主張するのは好みではない。
このセンサーライトは小さい割にけっこう明るく感じるので夜の探し物や車やバイクの乗り降りを楽にする目的にはちょうど良い。道路際の方は通行人が近いと点灯することもある距離であるから防犯のためにもセンサーライトは役立つはず。あとは耐久力の問題だけ。
数年使えれば良いなー
これが年内最後の記事になると思います。
どうぞ皆さん、良いお年を!
2023年1月追記:
しばらく使って問題ないのでレビューを入れた。
★★★★☆
シンプルな作りで明るさはまあまあ。製品がしっかりと作られていれば何の問題もないのだが、最初に購入したセットはひとつが発光しなかったため初めて返品返金させて貰った。デザインは気に入ってるので同じものを購入。今度はちゃんと作動した。
設置にあたっては車庫の屋根上にソーラーパネルを固定したが、風雨に晒されるのが前提であるのにパネル背面はネジ止めだし、コードが出てるところは防水処理されておらず不安なため液体ゴムで全周をシールして使用している。
自在ブラケットは風を受けると角度が変わりそうな作り。こちらも液体ゴムで固定した。
5mの電源コードは一般的な用途なら長さは十分かもしれないが当方の環境では全然足らず、加工して延長して日当たりの良い場所に設置している。
ライト本体は屋根下設置のため不安はないが、屋外設置の際は電源コードのコネクタが防水処理されていないので何らかの工夫が必要だろう。
2025年5月追記:
2年以上使って奥の方は問題なく動いてます。頻繁に点灯する道路側の方は少し弱くて時々点かなくなった。庭用にも2セット追加購入して試しにコーキングせず使っているけど、少なくとも半年は問題なく動いています。
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