カラオケルームの窓に着脱式の防音壁を作成している。
素材はホームセンターに断熱材として売られているスタイロフォームという発泡スチロールのような製品。我が家の床下にも使われているはずで、2㎝、3㎝、4cm、5㎝の厚みがあったが、4cm厚の畳の大きさくらいの物を3枚購入した。合計¥5,000ほど。
本当は1枚ものが良いのだろうが窓が大きすぎてちょうど良いものが無いので、2枚を合体させて1つに加工する。
まずは大窓用にサイズをカットして嵌めてみる。キチキチに作って押し込むとしっかりと窓枠に固定されることが判った。
↓サイズを合わせてカット
横幅合わせただけでは高さが足りない。もう1枚を残りのサイズにカットして繋ぐ。
当初はボンドだけで何とかなるかなと思ってたが、窓枠にピッタリ密着させるためには押し込むくらいが適当であるためパーツの接着部分にある程度の強さを持たせたい。
そこで強度のある竹の割り箸を両方削ってとがらせたうえ差し込んで固定することにした。完全に面一にするのは難しく僅かに隙間と段差ができてしまうがまあやむを得まいよ。
↓接続用の割りばしを削る
↓差し込んで固定
合体のさいには部屋の隅に固定して押さえつけながら差し込んでいった。もちろん接合部分にはボンドもつけているが、それでもややしなる。
家の引き渡しを受けたさいに使用した壁紙の余りものを貰っていたので、スタイロフォームの文字を隠すべく貼り付け。ホームセンターで壁紙用のノリと刷毛を買ってきた。
↓天井などと同じ白を貼り付ける
サイズを合わせた壁紙の裏面にノリをぺたぺた塗りたくる。
↓スタイロフォームに貼り付ける
ひとりでキレイに張るのはかなり難しい。何度も位置を調整して浮いたところにノリを付けながら張り付けた。乾いたぞうきんで端から空気を押し出すように押さえつけていく。
↓一部を重ねてカット
接合部分が浮いてくるのでノリが乾くまで世界の童話全集で抑えている
画像は無いが長い金属の定規が欲しくてこの部屋のロールカーテンを外し分解してレールだけを定規として使った。重ねた壁紙の真ん中をカッターで一気に切断しそれぞれの端切れを取り去るとキレイに繋がる…ハズであるが、なかなか上手くいかない。
プロの職人さんは見事な仕事をしていることを思い知らされた。
↓小窓用にもサイズを合わせて切り出す
大窓はFIX窓なのでロールカーテンと窓ガラスとの間に5㎝ほどの隙間があり以前レースのカーテンをこの間に取付けることができたくらい余裕がある。
このカーテンレールは作業部屋となった2階主寝室の方に付け替えたので、空いたこの隙間に防音壁をはめ込むことができる。もちろんロールカーテンもそのままで何の問題もなく使用できるが、小窓の方はすべり出し窓なのでハンドルと網戸が出っぱっている。ロールカーテンの背後には殆ど隙間がない。
そこでロールカーテンのレール自体を壁側に移設して使うことにした。少し不細工になるが他につけられるところがない。
↓窓枠の上に移設
枠の中に下向きについていたブラケットを壁に移動。
↓はめ込むと出来上がり
奥に見える従来の位置と比べると判りやすいね。
はっきり不格好だけど、ずっと嵌めっぱなしではなくカラオケするときだけ防音壁にするのでどうしてもカーテンは使えるようにしたかったのだ。
このロールカーテンはコードを引っ張る方向が決まっており、角度を90度変えて取り付けていると下にコードを引いた時に脱落防止のカバー部分に引っかかりを感じる。斜め前に引き出さないと回るたびに当たるのだ。
でもそのカバーは裏の方にスイッチがあり押してカバーを回すことによって角度を変更できるので知っておかれるとよろしい。
こういうセコい作業は得意。
やるじゃん、私。
今回の作業はここまで。
壁紙のノリが乾くまで一日おくことにしてパチンコ行ったら久しぶりに大勝した。
ついてるね、私。
ついでに書くと、この大窓用の切り出し作業自体は先週にやっていて、建築模型をDIYしたさいに使ったスプレー糊で壁紙を貼ってみたのだがポコポコ浮き上がる部分が出来て修正するうちノリでべたべたになってしまっていた。
さらに接合に使った接着剤の横に穴があいて漏れてしまい手足についた接着剤を床のフローリングにも着けてこっちもベタベタにしちまった。
お母さんからシバかれるはめに。
だから今回は先週の失敗作を剥がすところから作業を続けているけど、少し賢くなってブルーシートを敷いて作業していたのだ。
えらいぞ、私。
(最初からやっとけ)