火災保険のこと(追記) | シャア専用ZERO-CUBE戦記

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従軍6年の中堅となったシャア曹長は少尉に昇進しました!
還暦夫婦が建てた企画住宅ゼロキューブのブログ。自らシャア専用と名付けた赤い外壁の住まいに関する出来事について(たま〜に)ガンダムテイストを交えながら書き記す、親族への報告と忘備録を兼ねた全記録。

 
住宅ローンの条件でもある火災保険の契約をした。
イメージしていたものとかなり違っていたので検討中の方は参考にされたい。
 
昔、中古購入した旧宅に入る際、火災保険に入った。期間は35年だったかな。価格はさすがに覚えてないが、数十万円はしたと思う。
 
今回説明を聞いてると、以前のように30何年も長期の契約は出来なくなったそう。
最長10年で、火災の際に掛けた家屋評価額分の支払いを受ける事ができるが、地震保険はその半分の補償しか受けられない。
この保険会社では幾つかのプランがある。もっとも金額ともにどこの保険会社でも似たり寄ったりで殆ど同じとの事であった。
  • ワイドプラン
  • べーシックプラン
  • エコノミープラン
 
当方では補償の手厚いワイドプランを選択。
理由は他のプランとでそれほど大きな価格差にならなかったから。
 
補償の広いワイドプランにあるのは以下の6種
  1. 火災、落雷、破裂・爆発
  2. 風災、雹災、雪災
  3. 水濡れ、外部からの物体落下、騒擾
  4. 盗難
  5. 水災
  6. 破損・汚損等
6つの補償のうち、ベーシックプランには1~5の各補償、エコノミープランには1,2の補償が付く。
 
当家では5番目の水災については高台の住宅地のため不要と思って外した。
水害が起こるとその辺り一帯が被害を受けるので保険会社の負担は大きくなるため保険料は割高だ。従ってこの水災を外すとかなり料金がお安くなるそうだ。
 
このようにプランの中でも不要なものを外したり別のオプションを付け足したりすることが出来る。
私が選んだのはオプション特約のうち、「類焼損害・見舞費用特約」で、周りの人に迷惑をかけてしまったら特約でカバーできるというもの。
 
え、特約なの?と思うでしょ? 火災保険とは他人さんに迷惑かけた場合に備えて入るものだと思ってたが、どうやら違うらしい。
 
自動車学校の指導員なんで、一番私が理解しやすい例えを使わせてもらう。
車の保険で言えば火災保険は車両保険に相当するものらしい。つまり自分の損害に備えて入るものなのだそう。
 
え~~~、じゃあ私の家が失火で燃えて近隣も燃えてしまった場合、どのように弁済すればよいのでしょう?
 
 
失火の場合は弁済の義務はない!
 
が正解。マ、マジっすか!
何とまあ失火で燃えても賠償責任は負わなくて良いそうだ。もちろん重過失やわざと燃やしたら別。
 
火事はしゃあないやんという考え方かな?
いやぁ、知らなんだわ。
 
 
じゃあ、私の入った特約は何か?
我が家の失火により近隣が燃えた場合、まずその近隣の家に掛けられた保険が支払われることになるが、それでも再建に必要な額に足りない場合に当方の特約から支払われるというもの。または見舞金相当額を補償してくれる。
 
自分がイメージしてたのがこれに近い。まあこれでも無いよりましかな? もし自分が入居してすぐに火事を出した場合、自分の家は保険で再建できる可能性があるが、類焼した隣の家までは再建できない。
 
義務がないとはいえ「じゃそっちは自分の保険でヨロピコ~」とは言えまいよ。建て直すのに保険金では足りないのは明白だし、保険が切れてたらどうすんの?
火を出して近隣を巻き込んだ張本人には何とか生活を再建しなければならい道義的責任があるだろう。
 
それをある程度は賄えそうだから何とか申し開きができるかもしれないとの事で、この、「類焼損害・見舞費用特約」特約を付けることにした。
 
また、家財にも最小金額だが特約を付けた。火災保険は家屋に掛かるのが基本で、それだけだと家の中にある電化製品や家具などの家財には補償がない。
高級品は補償で賄えないだろうが、身の回りの必要な物は買える金額くらいは掛けておいた方が良いとのアドバイスに従った。納得いく説明だった。保険金額が微増にとどまったのも大きかった。
 
 
ちなみに2×4構造は準耐火建築物にあたるそうで、通常の木造建築の保険料からすると支払い金額は半額であった。ありがたしありがたし。
 
これで安心して火事が出せる…じゃねぇ、もちろん火事には気をつけよう!
実は旧宅に引越ししてきたとき、初めにしたのが消火器を買うことだった。
 
今度ももちろん用意するつもり。
火事は怖いものな。
 
 
 
※補償内容等は【あいおいニッセイ同和損保】HPでご確認ください。