今回は用途別にストレスなく通信できる通信速度の目安について考えます。
■通信速度の単位
通信速度の単位を「bps(bit per second)」といいます。
この数値は1秒間に送受信できるデータ量を示します。
例えば、Mbpsで「10Mbps」と表示されている場合、1秒間に10Mbitのデータを送受信できる速度となります。
1Mbitは、約1.25MB(メガバイト)に相当するため、10Mbpsであれば、1秒間に約12.5MBのデータの送受信が可能です。
bpsの1,000倍を表す単位が「kbps(kilo bit per second)」、kbpsのさらに1,000倍を表す単位が「Mbps(mega bit per second)」といいます。
Mbpsの1,000倍を表す単位が「Gbps(giga bit per second)」、Gbpsのさらに1,000倍を表す単位が「Tbps(tera bit per second)」といいます。
スマートフォンでよく使われている数値は「Mbps」です。
Gbps以上になると、主に企業や研究機関などの大規模なネットワークで使用されるようになります。
通信速度は、インターネットの利用において重要な要素です。
通信速度が速いほど、動画の再生やファイルのダウンロードなどの処理がスムーズになります。
近年では、高画質の動画や大容量のファイルのやり取りなど、通信速度を必要とするサービスが増えているため、通信速度を気にするユーザーが増えています。
通信速度の単位を理解することで、インターネットの利用環境やサービス内容をより適切に判断することができます。
■データ通信の通信速度の目安
格安SIMのプランには低速ですがデータ通信無制限のプランや高速・低速切り替えアプリを提供している通信会社もあります。
スマートフォンの利用方法によっては十分選択肢に入るプランです。
そのためにはある程度の通信速度が必要になります。
理由はレジにてスマホを使って、「QR決済」やアプリの「クーポン」を利用する際に表示されるのに時間がかかるなどでストレスにもなりかねないからです。
▼メールやSNSのメッセージ受信
メールやSNSのメッセージ受信には、128Kbps〜1Mbpsの速度があれば十分です。
ただし、画像や動画が添付されている場合は、より高速な通信速度が必要になります。
▼QR決済
500Kbps〜1Mbpsぐらい必要です。
▼WebサイトやSNSの閲覧
WebサイトやSNSの閲覧には、1Mbps〜10Mbpsの速度があれば快適に利用できます。
ただし、画像や動画が多いサイトの場合は、より高速な通信速度が必要になります。
▼動画視聴(YouTubeなど)
動画視聴には、画質によって必要な通信速度が異なります。
標準画質であれば3Mbps〜10Mbps、高画質であれば25Mbps以上が必要です。
▼テレワーク・オンライン授業
テレワークやオンライン授業では、音声や映像の品質が重要です。
上下ともに10Mbps〜50Mbpsの速度があれば、快適に利用できます。
▼オンラインゲーム
オンラインゲームは、通信速度が遅いとラグが発生してプレイに支障をきたす可能性があります。
快適にプレイするには、30Mbps〜100Mbpsの速度が必要です。
特にFPSゲームでは回線速度は重要です。
▼大容量ファイルのダウンロード・アップロード
大容量ファイルのダウンロード・アップロードには、100Mbps〜1Gbpsの速度が必要です。
特に、4K動画や高画質写真などの大容量ファイルのやり取りをする場合は、より高速な通信速度が必要になります。
こちらは時間をかければ可能ですが、途中でエラーが出たりなどすれば最初からになる場合があるので推奨はしません。