今回は「住宅ローンの保証料」について考えます。

 

■住宅ローンの「保証料」とは

「連帯保証人を立てる代わりに、保証会社に保証人になってもらうための費用」のことです。

昔は親族などに連帯保証人になってもらうのが一般的でしたが、現在は保証会社を利用するのが主流です。

 

■保証の仕組み

もしあなたがローンの返済ができなくなった場合、保証会社があなたに代わって銀行へローン全額を返済します(代位弁済)。

とはいえ、借金がなくなるわけではありません。

保証会社が立て替えてくれた後も、返済義務は消えません。

返済先が「銀行」から「保証会社」に変わるだけで、引き続き保証会社へ返済していく必要があります。

契約者側には、メリットはありませんが金融機関には必ず返済されるメリットがあるので融資がしやすくなります。

 

■保証料の支払い方法

▼一括前払い型(外枠方式)

契約時にまとめて支払う。

総支払額は安くなりやすい。

▼金利上乗せ型(内枠方式)

毎月の金利に上乗せして支払う。

初期費用を抑えられる。

 

■注意点

▼保証料

最近のネット銀行や、一部の住宅ローン商品(フラット35など)では、保証料が0円に設定されていることがあります。

ただし、その場合は代わりに「融資事務手数料」が高く設定されていることがあります。

トータルの諸費用で比較することが大切です。

▼繰り上げ返済について

「一括前払い型」を選んだ場合、繰り上げ返済をして返済期間が短縮されると、支払った保証料の一部が「戻し保証料」として返還されることがあります。

一方で、「金利上乗せ型」や「融資事務手数料」として支払った場合は、返還されません。