その日は仕事のため、夜から参加した
キャンプに向かう道中、最後の民家を過ぎ街灯も無くなり最初のカーブに差し掛かった
ふと暗闇しか映さないミラーを見るとボンヤリと白い何かが見える

ミラーを見ていると、物凄い形相のババアがボサボサの髪を振り乱しながら追いかけてくる
ビックリしてアクセルを開けるが振り払えない
必死に走りキャンプ場の駐車場に着いた頃にはババアはいなくなってた

バイクの音に気づい駐車場まで降りて来てくれてた友達に荷物を渡し、バイクの後ろに何か居た?と聞いたが
駐車場から見える位置ではもう居なかったようだ

しばらく飯食ったり喋ったりをして寝る頃、広場のブランコが目についた(撤去されたが、当時キャンプ場には錆付いて動かなくなったブランコがあった)
その時は気にもせず寝たが、夜中に男Aと女Aに起された
仕事の疲れもあり、半切れ気味で「何?」と言うと「変な音が聞こえる」と言う


次男が生まれ、
産院から退院してきて10日ほどたったころでした。

寝室にはベッドを二つ並べ、
壁側にパパ、真ん中に2歳の長男、端にママ(私)と
「川の字とベビーベッド」で
並んで寝ていました。
ベビーベッドはママの横に、
赤ちゃんがすぐ見られるように置きました。

夜中にふと私が目を覚ますと
ベビーベッド周辺が
明るく金色に輝いています。
枕元に付けていた小さなライトを消し忘れていたのかな。
と、腰をかがめて、
赤ちゃんの顔を覗きこんでいる人がいます。

パパかな? と思いました。
その時、その人がこちらを振り向いて、
目が合いました。
やっぱりパパだ。
でも、
あれ?
おかしい。

髪が長髪でふわふわしている。
パパは短髪‥‥。
私はベッドのパパ方を見ました。

普通に、長男と並んで、寝ていました。
もう一度ベビーベッドの方を振り返りました。
すでに暗く、誰もいませんでした。

テントに戻り報告しても怯えたまま、突然手を強く握られたので「どうした?」と聞くと

「静かに。怖い」と分けの分からないことを言う
すると突然ザッザと複数人がテントの周りを歩く足音が聞こえた
1分程前は外に誰もいなかったのにな?と外を見ようとすると女Aがダメっと手を引っ張って止める

どうしても気になったのでテントから顔を出して確認したが、やはり誰も居ない
テントに頭を戻すと足音が聞こえる
しばらくすると怯えていた女Aは気を失うように眠ったので、自分も見えないものを考えるのが面倒になって寝た

翌朝、何事も無く帰れたがいったい何だったんだろうか?

後日、女Aに話を聞くと、自分が顔を出してる時に彼女は足音の招待が見えていたようで
山伏の格好をした人ではない「何か」だったらしい