俺も墓石作ったり砕いたりする仕事してる。

んで、作業の中で一番気味が悪いのは、『骨上げ』っていう作業。

新しい墓に骨を移す作業なんだけど、古墓だと土葬が多いからたまったもんじゃないよ。
まだ髪が残ってる骨とかあるからね。
たまに、桶に引っ掻き回した後も残ってたりするし。




それって・・・生き埋め・・・・



かもね。
無縁仏の墓によくあるよ。誰も墓の中までみないしね。
ただ、地元に1人だけボーンコレクターがいてさ、大騒動になった事があったよww



昔、父が若い頃、墓石を壊す仕事をしてた事があります。

なんでも、無縁仏になったお墓をツルハシ等で粉々にして更地にして、新たに販売するらしく、「坊主のやることはえげつない」とよく言ってました。

生活苦の為やむを得ずしてた仕事ですが、霊感のある父にはキツイ仕事でした。

ツルハシをおろす毎に、オレンジ色っぽい人魂が、狂ったように頭の上を飛び交ってたようです。

その後の父は苦労の連続で、50歳で不幸な人生を終えました。

5年前に死んだ爺さんの話し。
母方の爺さんは山の中に住んでいた。
一応道は通ってたけど、隣の家まで1キロ以上、電気は通ってるけどガスはなし、平成の世で竃と薪の風呂。
爺さんは元は東京生まれの結構なボンボン。けど、戦争で親をなくして親戚を頼って東北の山奥に移り住んだとの事。

そんな爺さんは、凄く頑丈だった。生まれて一度も病院に行った事がなく、死ぬときまで歯が全部揃ってた。
火葬の時に不思議な事が起きた。

いつまで待っても火葬が終わらない。流石に親戚一堂が係りの人に詰め寄る。
係りの人の言い分は、いくら焼いても骨が崩れないとの事。試しに釜?炉?から出してみると、小学校の理科室にある骨格標本そのもの。

箸でガンガン突いても崩れない。喪主の叔父さんと火葬場の人の話し合いで奥の部屋で金づちで砕く事に。

そんな頑丈過ぎる爺さんに生前に聞いた話し
「俺は若いときに、大きな鹿を助けた事がある。あれは山の神様で、御礼に俺を丈夫にしてくれた」
聞いたときには、フーンぐらいだったが今にして思えば何となく信じられる気分になる。