あれは多分中学1年か2年生の頃だったと思う。
友達4、5人で無茶な事をやってしまった。皆んなよく生きていたと今でも思う。
この海水浴場から向こうに見えている夫婦岩を目指した。
鹿島海水浴場を出発して夫婦岩を目指したが△辺りで海流が速くてやばいと思った。その結果○の所まで流れて漂着した。
もう辿り着けないと思い皆んなで引き返そうと思ったがバラバラになってしまった。海流が速くて元の海水浴場に帰るのは無理だと思った。
水中眼鏡とシュノーケル🤿を装着していたので 体力温存の為無理をせず泳ぐのをやめて浮いているだけにして海流に身を任せる様にした。幸い海流は北から南に流れていたので沖に流されずある程度海流に乗って岸に近づいた所で必死に泳いで岸に漂着する事が出来た。
が全員が揃っていない2人がいないので急遽漁港に行って漁師さんを捕まえて事情を話して船を出して探してもらった。
幸い2人は他の漁師さんの船で助けてもらっていた。
漁師さんたちにすごく怒られると思ったが、記憶ではそんなにひどく怒られた記憶がない。
多分それよりも皆んなが無事だった事のほうが印象が強かったのだろうか。
私達皆んな中学の水泳部だった事もあり自信過剰だった事もあったと思う。特に私は長距離(1,500m)の選手だったので自信ががあった。
皆んなは私をとても恨んだ事だろう。
昔の子供はこんな無茶をやっていたが生命の危険を何度も乗り越えて奇跡的に生きていた様な気がする。今の時代では到底考えられないだろう。
こんな危険な目にあっても親には当然報告もしない。
この事は言い出しっぺは多分私だったのですごく責任を感じていた。しかも私は水泳部のキャプテンでもあったので、もし誰かが生命を落としていたらと思ったら恐ろしかった。
ヒヤッとする危険な記憶でした。