風評被害という風評被害 | ZEROのブログ

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今日、熊本から通販の野菜が届いた。


東京の我が家の近くのスーパーで売られている野菜が、あまりに東北産地であることに音を上げて、通販サイトで取り寄せた。


「私は全然気にしていないよ」とか、


「東北を応援しているの」

という方々の狭間で小さくなって南の食べ物を探している私である。
生協の野菜も関東以南の産地だけが表示されているものは殆どない。

先日息子の家へステーキ肉持参で遊びに行った時も、1軒目のスーパーは福島、宮城の牛肉しか扱っておらず、もう1軒のスーパーまで足を運び、かろうじて埼玉の肉を手に入れ持参した。

東北の農家の方や畜産家の方には申し訳ないと思いつつも、しかしながら自己防衛手段である。
風評被害を広めていると批判を受けようが、白い目で見られようが、


『君子危うきに 近寄らず』である。


風に乗って、東京やもっと遠くまで飛んで来ている放射能をその発生現場で阻止するなんて無理な話だ。
次から次にどんどん出てくる牛肉からのセシウム検出、

「市場には出回らない」

「今売られている食べ物は安全です」と・・・


政府も報道機関も考えられないくらい自信満々に公言していたくせに、今になってこの体たらくだ。


やっぱりね、

どう考えたって無理がある。


今は牛肉だけだけど、まだまだ出てくるに違いない。
豚肉、牛乳、もちろん野菜果物
だいたい食物全部を調べるなんてあり得ない。

ただちに被害がないとか、毎日食べ続けなければとか言われても知らずに食べた牛肉に、知らずに食べた筍に、知らずに飲んだお茶、どれにもこれにも、空中にだって浮遊している今、出来る限りの努力をして少しでもリスクを減らすしかないじゃないか。
政府の暫定基準値だって根拠は乏しい。
出来れば検出された放射能数値を表示して欲しい。

私はもう57歳、いまさらと言われても、みすみす残りの寿命を差し出す気にはならない。
まして息子や娘、婿や嫁、孫にいつでも安心して私の作った食事を勧めたい。


「風評被害」その言葉に惑わされる風評被害もある。


自分や周りの皆の安全を守るのに差し出口を挟まないで欲しい。
政府はもっと真剣に現実をとらえて欲しい。

牛肉だけが今は問題になっているが、もっと大事な事はその環境で今も暮らしている人々がいることだ。
長袖にマスク、帽子着用で学校へ通う子供たちを助けてあげて欲しい。
放射線量を測りながら、わざわざ福島の球場で野球なんか開催しないで欲しい。


ほんとしっかりしてください。

なんか変だよ、今の日本・・・


私は風評被害という言葉に惑わされずに、せいぜい自分と自分の大切な人を守るために努力する事しかできない。