OKINAWA 2 | Hallelujah♪♪

Hallelujah♪♪

心はハレルヤ
財布はカラや…

その沖縄だが、ずっと言われているのが米軍基地の移転問題だ。


これは非常にデリケートな問題であり、否定的な言葉は「右寄り」と

言われるかもしれない。


しかし、私は沖縄が第二の故郷だと思っている。

沖縄の美しい風景や環境破壊がされなければ

移転に賛成も反対もしないが、本当に移転していいのだろうか。



元々、なぜ第二次大戦で、米軍が本土ではなく沖縄を攻撃したのかを

考えればいい。


それはある程度大きな「島」だからにすぎない。

陸から遠く離れた島は攻略しやすい。

反撃手段は海上兵力か航空兵力に限定されるからである。


沖縄を攻略した後、九州攻略、本土を牽制しつつ四国攻略。

そして本土攻略となる。


これはアメリカからの場合だが、ロシアからは北海道攻略から

本土攻撃となる。そのため、北海道には強力な陸上自衛隊が

集中している。

一番近い米軍基地は本土青森にある「北の槍」

と言われる三沢基地だ。


じゃあ、軍事大国となりつつある中国側から見たらどうか?

やはり攻め込みやすい沖縄が第一目標だと思う。

この沖縄を取られたら中国本土と沖縄からの挟み撃ちにあう。




アメリカがなぜ沖縄にこだわるのか。沖縄は防衛と攻撃の要になるからだ。

これは日本もわかっている。おバカな一部の党は現実をわかっていないので

近くても国外移設とかワケのわからない自論をのたまっているが。


それに移転するとなると莫大な費用がかかる。

そんな金は今のアメリカにはない。

日本にも移転に伴う「おもいやり予算」はない。


逆の視点で沖縄はなぜ移転にこだわるのか。

それは、騒音、事故。それと米兵による事件だ。

近隣住人にとっては非常に悩ましい問題だと思う。


が、あくまでも基地に関与してしない大多数の県民が

思っているだけだと思われる。


沖縄の人口はおよそ140万人である。

そのうち、沖縄の米軍基地で働く日本人は約1万人いると言われる。


沖縄の主だった産業は観光であり、工業系はほとんどない。

大半の県民はホテルなど観光施設で働いている。


しかし人件費、失業率ともに全国ワースト1位である。

アメリカであった9.11の時はテロを恐れ、ホテルではキャンセルが相次ぎ

失業した人が多く、基地に職を求めたり、タクシードライバーになった人が

多くなった。と現地の人が言っていた。


もし、問題となっている普天間基地が県外移転となった場合、

普天間で働く日本人は自動的に失業となる。

移転先までついていけば話は別だが。


ただ、移転して開いた土地にリゾート施設ができれば新たな

雇用は生まれる事だとは思うのだが・・・

完成するまで失業者は相当な苦労を強いられることになる。

そこへ自衛隊が入ることは許されないだろう。


移転した先が海であれ、陸であれ自然破壊や環境破壊につながる。




果たして、いざ有事となり真っ先に攻略対象となりうるであろう沖縄。

米軍基地が県外や国外に移転され、リゾート地化された沖縄ではおそらく

こう叫ばれることになるだろう。



「米軍は何をやってるんだ!米軍は助けてくれるんじゃなかったのか?」



高齢者はこう嘆く


「また捨石にされるのか・・・」と