どうも~。普通の更新を久々にする僕です。


さて本日は、皆さんにお知らせがございます。



http://www.geocities.jp/zero_system10290119/


我がホームページをリニューアルしました。

(((o≧▽≦)ノ彡キャッキャッキャ


その目的は、この不景気のため。



現状は、残業カットの完全週休二日制。

これにより、給与が大きく減少しました。



マックに戻ろうと少しは考えましたが、この一年・・・・・

ゆっくりしすぎた。


(あれだけ、始めはオークションでがんばるぞっていっていた意気込みはどこ???)



だから戻りたくない( ̄ェ ̄;)。。。。




そのため、前々から考えていたものを実行してみた。


完全オークション出品用 yahoo ID:eternal_0system

オークション用のロゴも製作。



え??


今までは???


ID:rika10291020でしたよ。

これは落札したり、出品したりしており、評価は高いけど、ごちゃごちゃしていた。

だから、新規でたちあげましたよ。


だから皆さん、これからもご愛用お願いしますね。





あっ???


小説の続きはそのうちね( ̄□ ̄;)アセアセ.....



HPにものせていますので・・・・そちらのほうが見やすいよ。



さて、プロジェクト第一弾は、



1/100 GN-0000 OO GUNDAM VerZERO


です。

VerZEROと言わせてもらっているのだから、それなりの改修はありますよ。


肩と胴体と足と・・・・

結構ストレートでもかっこいいのですが、少しいじりたいなと思っています。



そして、今回、これだけではないですよ。

第一弾と記念すべき作品にしたいので、メインディッシュがあります。

まだ発表できませんが、今週末にはそれなりの形で発表できると思います。


だって~、明日から定時だもの。

ガンプラ時間が、約6時間増えた♪ルンo(´ω`o)(o´ω`o)(o´ω`)oルン♪



いいんだか、わるいんだか。



ポジティブに考えよう




翔は家に帰ると、部屋でぼーっとしていた。店主の言葉が気がかりで。
「何を頼んだなんだ?涼は気にするなっていったけど、なにか引っかかる。涼がなにかするのか?それとも仲良くしろってことなのか?」
俺は理解に苦しんだ。
翔はそんなことを考えながら、パソコンをたちあげ、ネットをひらいた。
「さて、あれはどこまで値上がりしたかな~♪」
翔は、欲しいものすべてネットオークションで購入している。今の世の中、ネットですべてが買える時代だ。しかも普通で買うより断然安い。なかには希少価値の物もある。そして自分のもので要らなくなったものも売れる。便利な世の中である。
「まだ5千円か、あと2日。どこまで値上がりしてくれるかな。」
要らないものを売って、欲しい物を買う。まさにリサイクル。
「ん?メールが届いてる。誰だ。」
メールを開くと、そこには信じられない言葉が書いてある。


件名 誰でもいい


本文 今日私は死にます。このメールを見た方はいたずらと思うでしょうが、本当です。
    ただ死ぬ前に誰かに言いたかったから。
    私は、14才 某女子中学に通っています。同じクラスメートに毎日いじめられ、
    耐えれなくなりました。毎日廊下の通行料といい、お金を取られ、机には花瓶。
    ひどい時には、殴られたり、蹴られたり。どうして私だけなの?何がいけないの。
    もう生きることに疲れました。サイトの皆さん、いろいろとありがとうございました。
    お母さん、お父さん、先に逝きます。ごめんなさい。


俺は言葉を失った。こんなメール初めてだ。どうしてこんなメールが来たのだろう。考えれるとしたら、フリーメールしかない。このサイトにオークション用として一つアドレスを持っている。そのアドレスにメールを送れば、自動的にこのパソコンに来る。そして、フリーメールもサイト内に記載されている。だからか。
死ぬのは勝手だが、送られてくる身にもなってほしかった。気分がいいのもではない。
しかし、いじめか。まだあるんだな。こんな世界も。俺はメールを閉じ、パソコンも閉じた。




2003年6月19日

今日学校へ行くと、そこには涼の姿がなかった。もう2時限目だというのに。
「あいつが遅刻?めずらしい。」
俺は朝が弱く、たまに遅刻をするほうだが、涼は違った。入学以来ずっと遅刻も休みもなかったから。俺はたまに早く来ることがあったが、涼はそれよりも早く登校していた。あいつに一度何時に来てるのかと聞くと、だいたい7時40分ごろと答えた。
風邪でもひいたのかと思ったが、昨日はそんな風には見えなかった。むしろ、はしゃいでいたせいか、元気そのものだった様な気がする。
しかしあいつも人間だ。風邪の一つや二つはひくだろう。
翔は、昨日のメールのせいか、よく寝ていなかった。そのため、授業はそっちのけ。
5時限目が終わった時、
「今井君、ちょっと。」
翔は担任の新谷先生呼ばれた。翔はしぶしぶ担任の元に行った。
「なに、先生。もしかして説教?勘弁してよ。今日は眠たいんだから。」
「ちがうの、山本君のことでちょっと聞きたいことがあるの。」
「涼?」
「今井君、山本君と仲いいでしょ。それで、何か聞いてる?」
「ん?何を」
「悩みとか…」
「いいや、あいつとはいつも一緒にいるけど、そんなこと聞いたことないよ。どうかしたの、先生。」
「いや、何でもないのよ。ただなんか聞いているかなっと思って。」
俺は先生の質問の意図が見えなかった。今日確かに涼は休んでいる。それとなにか関係があるのか?
「あいつ、今日は風邪かなんかで休みでしょ?」
先生は答えてくれなかった。
「おい、先生。聞いてる。なにかあったの?」
「…何でもないのよ。ごめんね、変なこと聞いて。」
そのとき6時限目のチャイムが鳴り始めた。先生は、なんだかぎこちない笑顔で去っていった。
翔は、なんだか嫌な感じをおぼえた。
「まさか!」
昨日の店主の言葉が脳裏に流れた。
"涼を頼んだよ"
この言葉の意味はわからない。でもなにかあるはずだ。俺は授業には戻らず、涼の家に向かった。

涼の家は何度か行ったことがある。学校から30分ぐらいのところだ。
俺は我武者羅に走った。なにもないようにと願いながら。
しかしその願いはむなしくも届かなかった。涼の家の周りには、車が沢山止めてあった。
赤いランプを回しながら。
翔はその光景を見て、慌てて中に入ろうとしたが、入口の警官に止められてしまった。
「なんだね。君は。ここは立ち入り禁止だぞ。」
「はなせ、涼のところにいくんだ。はなせっていってるだろ!」
翔は力いっぱい警官の腕を振りほどこうともがいた。しかしその力は虚しく、周りにいた警官も止めに入ってきた。翔にはどうすることも出来なかった。
「翔君?」
横から、かぼそい声がした。涼の母親だった。
「その子は、涼の友達です。放してやってください。」
そういうと、翔を押さえていた警官はゆっくり開放した。そして、翔は涼の母親のもとへ駆け寄った。
「おばさん、どうしたの。なんで警官がここにいるの?なにがあったの?」
俺は感情を押さえきれなかった。なんともいえない恐怖が俺を支配しているから。
「翔君・・・落ち着いて聞いてね。涼は・・・・」
涙をこらえながら、俺に説明しようとしていた。今にも泣き崩れそうなかんじで。
「・・・涼、死んだの。」
「!?」
俺は自分の耳を疑った。死んだ?そんな、ありえない。昨日まであんなに元気にしていたじゃないか。なのに死んだって。俺はどうしたらいいかわからなかった。
「おばさん、うそでしょ。うそだよね。」
なにも答えてはくれなかった。ただ首を横に振るだけ。
「・・・おばさん・・・・」
翔は振り返り、もう一度家の中に入ろうとした。"何かの間違えに決まっている"という希望をもって。
すると家の中からタンカーを持った警官が現れ、シートで覆い被さったものがはこばれている。翔は慌てて立ち寄り、警官が押さえる中、そのシートをめくった。
「・・・・そんな。」
全ての希望を打ち砕くかのような光景が俺の目の前にあった。
"親友の死"
どうしようもなかった。全身の血がひくのをおぼえ、俺はその場に崩れ落ち、なにもすることができなかった。
うしろからそっと翔に寄り添うものがあった。涼の母親だ。翔たちは何も言うことも無く、ただ涙を流すしかなかった。
人間とは無力なもの。こういうときは何も出来ない… 出来ないというか、何をしたらいいのかわからない。
いつも一緒にいた人を俺は失った。おばさんにとってはそれ以上だ。自分の息子を失ったのだから。
「すみません。」
翔たちに話し掛けてきたのは、茶色のスーツを身にまとった警官だった。年は40歳ぐらいはいっているだろう。ベテランの刑事という感じそのものである。
「こんなときに、話すのもつらいとおもいますが、2・3聞きたいことがあるのですが。」
「・・・なんでしょう。」
「息子さんのことなのですが、お母さんが第1発見者ですよね。」
警察とは非情なものだ。息子のことを聞いてくるなんて。今は辛くて苦しいときなのに。頭では聞かれて当然とわかっているが、実際は辛い。ふれないでくれと思う。でも向こうも仕事。原因・死因こういったものを調べなくてはならない。これが現実だから。
「死因は、窒息死です。多分自殺です。」
警官の口から驚くべき言葉が漏れた。
涼が自殺?ありえない。俺はいまだに"死"を受け止められないのに、自殺だなんて。
「天井にフックがありました。机から縄をそこに通し、自分の首へ。そして、机には遺書がありました。」
母親は、ただ聞いているだけだった。
「涼君のズボンにあなたの指紋がついていたのですが、さわりましたか?」
「は・・い、見たとき、首を吊っていたのでとっさに持ち上げて助けようとしました。でも・・・」
「重たくて持ち上がらなかった。そして、我々を呼びましたね。」
母親はうなずいた。
「これが遺書です。」
母親が見た後、その手紙を翔に渡した。




ごめんなさい。




ただそれだけ書かれていた。俺はそのとき思った。店主の言葉を。
まさかこうなることを知っていたのか?でもありえない。人の未来を予測するなんて。
おばさんが警察と話しているすきに俺はその場から離れ、あの店に向かった。


「いらっしゃい。」
店主は元気よく挨拶をした。しかし、翔の顔みるなり、
「なにかあったのか?」
翔は混乱状態であり、何から聞いていいかわからなかった。
「涼が・・・涼が、死んだ。」
「まさか!?」
店主は唖然とし、言葉を失った。翔は混乱の中、
「おじさん、この前俺に言ったでしょ。涼を頼むって。あれってどういうこと。何か知ってるの?だったらなんでもいいから教えて。」
翔はどんなことでも知りたかった。それを聞いてどうこうなるはずもないが。でもなにかしたかった。
「翔君?だったよね。」
「はい。」
「涼君から何も聞いてないのかね?」
「担任にも聞かれましたが、何も知りません。だから教えて下さい。」
俺は悲しみからイライラへと変わっていった。みんな何か知っているようなかんじがしたから。俺だけが置いてきぼり。
「涼君、実はいじめられていたんだ。」
俺は驚いた。そんなこと初めて聞かされて。続けて店主は、
「誰だかは知らないが、同じ高校らしいんじゃ。そいつらは顔には手をださず、いつも見えない体とかを殴っていたらしい。涼はいつも痛い痛いっていよった。"僕は何もしていないのに"って泣きそうになったこともあったよ。」
「俺には何も言ってくれなかった。」
「そうなのか、確かに涼君は、このことは誰にもいわないでっていよったわ。」
「でも、俺にぐらい話してくれたって・・・」
俺は自分自身にキレかけた。なんという無力さ、観察力。どうしていつも一緒にいたのに気付いてやれなかったんだ。どこにぶつければいい、この思い。
「君には知られたくなかったんじゃろう。親友の君には。」
「・・・・・・」
「涼君この前、戦闘民族の仮面買っていったじゃろう。あれは、自分が弱いからこれをもっていれば強くなれるとおもって、買ったんじゃ。全財産はたいての。あれが始めての買い物じゃったよ。君がいうようにここの仮面は高いからの。」
「でもあの時、そんな風に・・・」
「あれは、強がりだと思う。誰だって、好きな人の前では強くありたいからの。」
「俺の前では・・・・素直になってほしかった。親友だと思ったのに。」
「親友じゃとも、いつも涼君、君のこと話しよったよ。あいつはかけがえのない友達だって。」
ならなぜ俺に話してくれなかったんだ。話していれば助かったかもしれないのに。どうしたらいいんだ。俺があのとき店主の言葉をもっと追求していればこんな事態にならなかったのに。
どんなに考えても、後悔しかなかった。ああしとけばよかった、こうしとけばよかったと。

翔は店を後にし、歩いた。気が付くと涼の家の前にいた。
家の前はすっかり片付いている。先ほどまで入口に貼ってあった、進入禁止のテープ、沢山止まっていたパトカー、全てがなかった。俺はいるはずもない涼の家のチャイムをならした。

ガチャ

扉が開く音がした。俺はもしかしたらと思い、ドアの向こうを覗いた。そこには、おばさんがいる。
涼の姿はあるはずもない。
「翔君!?どこにいっていたの、急にいなくなるから。」
「ごめんなさい。」
「そんなとこいないで、さぁ中にお入り。」
俺はそのまま、いうとおりにした。涼の家は初めてじゃないのに、なんだか景色が違う。ものたりない。
おばさんは、俺にジュースをだすと、目の前のソファーに座った。お互い話そうとはしなかった。最初に口を開いたのは俺だった。
「おばさん、最近涼変わってました。なんていうか…追いつめたような、」
「…まったく。いつもと変わらずいい子だったよ。だからなおさらショックが大きくて…」
「ごめんなさい。変なこと聞いて。」
「いいのよ、気にしなくて。翔君も辛いでしょ。」
「今でも信じられません、あいつが死んだなんて。」
「私もよ。」
俺にはまだ事実を受け止める覚悟がなかった。いじめで自殺。できることなら助けたかった、親友として。でも、もう遅い。時は過ぎ去るものだから。
「翔君は何かしているの?」
「…」
俺はどうしたらいいかわからなかった。本当のことを話していいのか、それとも嘘をついて、知らないと言ったほうがいいのか。しかし実際はどちらが本当なのか、わからない"いじめ"は直接見たわけじゃなく、間接的に聞いたのだから。でも店主が嘘をついてるとは思わない。
「翔君、知ってるの?」
「いいえ、知りません。」
「…そう。」
これ以上悲しませたくはなかった。だから嘘を選んだ、真実がわかるまでは。
「おばさん、涼の部屋いってもいいです?もしかしたら何か解るかもしれないから。」
「いいけど…何か解ったら、教えてね。隠さずに。」
「はい。」
おばさんは俺が何か知っているのをうすうす感づいているみたいだ。でも問い詰めようとはしない。本当のことを知るのが恐いのか、それとも俺の勘違いか。

俺は涼の部屋に行った。扉は開いていた。その理由は涼の部屋に行くに連れてわかった。"首吊り自殺"だからだ。本とかで知っているが、人間は窒息死すると、穴という穴からいろいろなものがでてくる。唾液・尿・糞と。だからにおいがきつい。そのためだろう、扉を開けているのは。実際すごいにおいだ。
涼の部屋に入ると、警察が言っていた縄はなかった。でも天井にはΦ2cmぐらいの穴は空いている。
「やはりこれが現実か。」
少しづつではあるが、受け止めようとしてきた。どんなに悔やんでも変わらないのだから。俺は部屋を見渡した。本棚には、マンガ・学習本・小説、机にはパソコン、その横にはTVと。いつも遊びに来ていた風景と変わりはなかった。俺はその場に座りこんだ。
「涼、なんで死んだ。他になかったのか?」
答えなど戻ってくるはずもない。その場を後にしようと立ち上がろうとしたとき、机の異物が翔の目に入った。
「うぁ」
びっくりした。そこには顔があった。しかし、それは違った。顔ではなく仮面だった。昨日涼が買ったあの仮面だ。俺はそれを手にとった。
その仮面は左頬部分が割れていた。
「あんなに買って喜んでいたのに、もう壊したのか?どじだな、あいつ。」
気がついたら涙を流していた。その仮面を眺めながら。

「おばさん、これもらってもいいです?涼が大切にしていたもの。」
「?いいけど、そんなもの好きだったのね、あの子。私が持っているより、あなたが持っていたほうが、きっと涼も喜ぶわ。」
「ありがとう、おばさん。じゃあそろそろ帰ります。」
「気をつけてね。またおいで。」
「はい。」
俺は涼の家を後にした。
2003年9月19日

「今入りました、臨時ニュースです。本日17時ごろ、安芸山で、男女5人の死体が見かりました。
死因は、一酸化中毒によるものとみられ、警察のほうから、衣服の乱れ、物取りではないので、
自殺と断定されています。また詳しい情報が入り次第、おって報告します。」
「また、自殺か。」
最近よく耳にする。なんでも、ネットで知り合った奴等があつまり、集団自殺をするという。
はやりではないと思うが、わからなくもない。
リストラ・借金・いじめ・戦争とこの御時世つまらないものだらけだ。
でも、“死”を選ぶなんて、ばかげている。他に手段はあるはずなのに…あいつだって。
「翔。ごはんよ~」
下から母の声が響いた。そんな時間かと思い、時計を見ると針は19時をさそうかとしていた。面倒くさい。
「聞こえているの?早く降りておいで。」
「うるさい、わかったよ。今から行く。」
は~、やだやだ。未成年っていうのは。なんでもかんでも、親、親、親。早く自立したい。
でも俺はまだ高校生。稼ぐ場所もないし、お金もない。くそ!悔しい。

食卓には、ハンバーグ、味噌汁といった、ごくありふれた料理が並んでいた。
翔は面倒くさそうに食事をしていた。
「今日も来ないのかしらね、先生。」
「さぁ~、忙しいんでしょ。」
「翔、どうするの?このまま辞めるの、学校。」
「たぶん。」
「多分って、曖昧な返事ね。月謝も馬鹿にならないのだから、早く決めなさい。それに先生にも悪いし。」
「ああ、そのうちね。ごちそうさま。」
「まだ、話は終わってないわよ。待ちなさい、翔!」
そんな言葉に耳も傾けず、翔は自分の部屋へと戻った。
「学校ね~。」
翔はあの事件以来、学校には行っていなかった。




2003年6月18日

俺は今年から公立高校に入学した。勉強は好きではなかったが、さすがに高校ぐらいは行きたいと思い、
猛勉強をして、この高校に受かった。頭は良くなかったからな。
高校に通いだして、まだそんなに月日は経っていないが、友達が出来た。同じクラスメイトの涼だ。
あいつとは、席が隣同士ということもあって、すぐに意気投合した。そんなある日、
「翔、今日帰りに、ちょっと付き合ってくれないか?」
「なんで?」
「なんでって、そんな冷たい言い方しなくてもいいだろ。しゃべり方直せよな。」
「うるさい。生まれつきなんだからしょうがないだろ。」
「生まれつき?赤ちゃんの時からそんな生意気だったの?ふ~ん。そうなんだ。」
涼はニヤニヤしながら翔を見た。
「そうそう、はじめてしゃべった時からこんな口調・・・・なんでや!!」
「ぷっ、はあははは。」
二人は授業中にもかかわらず、大声で笑った。
「こら~、そこ、授業中だぞ。聞く気がないなら、廊下に立っておれ!」
「すみませ~ん。」
先生はぶつぶつといいながら、授業に戻った。俺たちはまた小声でしゃべりだした。
「で、なんだよ、どこか行くの?」
「おもしろい場所見つけたんだ。ショップなんだけど、売っているものがすごいんだ。」
「何売ってるの?」
「それは、行くまで教えない。楽しみにしとけ。」
「涼、そこまでいったんだから、言えや。」
「やだね。」
「卑怯な~。」
「卑怯でいいよ~だ。」
「くそ、絶対に連れて行けよ。そこに。」
「あたりまえだろ。楽しみにまっとけ。」

放課後、二人は急いでそのショップへと足を運んだ。
学校からそう遠くはなかった。走って20分ぐらいのところだ。
「はぁはぁ、ついたよ。」
二人は息を切らしながら、ショップの入口に足を止めた。
「何も走らなくても・・・・いいんじゃ・・・なかった?」
「翔が、急げって。はぁはぁはぁ・・言ったから。」
確かに俺は言ったけど。まさか全力で行くと思わなかった。タバコやめよっかな。
「少し後悔。」
翔は息をきらせながら、その場に座った。
「翔、立てよ、入るぞ。」
涼は、すでに呼吸が落ち着いていた。それに比べて俺は。
「タバコなんか吸ってるからだよ。はい、立って。」
「勘弁してよ。」
涼は、翔に手をさしのべた。翔はその手をかり、立ち上がり、何とか呼吸を整えながら店に入った。
そこには思いもしない光景が広がっていた。店に入るなり壁一面、仮面で敷詰められている。
あまりの量に翔は言葉を失っていた。

なんという数だ。どこを見ても仮面・仮面・仮面。信じられない。こんなに数があるなんて。
「どう?すごいでしょ。」
「すごいっていうレベルじゃないだろう。なんなんだここは。」
「最近俺も知ったんだけど、ここにはいろんな種類の仮面を売っているんだ。
地方の仮面、民族の仮面といったかんじで。」
「へ~すごいな、ここまでくれば。でもなんでお前がこんなところに?」
「う、うん。たいしたことはないんだけど、ある日、いつもの帰り道を通らず、
ぶらぶらしながら帰ったんだ。そしたらここにきて、興味半分ではいってみたんだ。
そしたらこの景色だろ。なんだかすごくて。翔にも教えよっと思ってさ。」
「ふ~ん。」
俺はなんだか涼の言葉に違和感を感じた。
「翔、知ってる?仮面の存在意義。」
「はぁ?なんだ、存在意義って?」
「仮面の役割だよ。」
「そんなもん、祭りの時につけるとか、宗教の類とかで使うんだろ?」
「ぶ~、ハズレ!」
「ハズレって他に意味あるのかよ。じらさずに教えろ。」
「ひ・み・つ」
「殺す!!」
二人はいつものような感じで会話をしていた。そこに、老人がやってきて、
「いらっしゃい・・・ん?涼君じゃないか。今日も来てくれたんだね。」
「こんにちは、おじいさん。」
「今日は一人じゃないんだね。」
そう言いながら、俺の方を見た。
「どうも。」
「はじめまして。ここの店主をしてます、黒澤 昭です。」
「翔です。」
なんか変な感じだった。生まれて初めてだよ。店の人に自己紹介するの。
涼の奴、結構通ってんだな。ここに。でないと店員に向かって“おじいさん”はないだろう。
「おじいさん。この前言っていた奴、入った?」
「戦闘民族の仮面か、ちょっと待っておれ。」
そう言って、店主は奥へと消えた。
「なんだ?戦闘民族って。」
「俺も本でしか見たことないんだけど、すごくかっこよくて。ついつい取り寄せてもらったんだ。」
涼は目を輝かせながら、俺にそう言った。よっぽど気に入っているのだろう。
しかし、よく買う気になったもんだ。仮面といえば、田舎の玄関とかに般若とか飾ってあるが、
この歳ではまる奴はそういないだろう。
「かっこいいって・・・よくわからん。」
翔は理解に苦しんだ。そして奥から店主が現れた。右手には今話したものであろうというものを持って。
「涼君、おまたせ。これね。」
店主が差し出した物は、すごく特殊な色彩をした仮面だった。右半分が黒、
左半分が白とすごく対象的であった。そして目は狐みたいにつりあがり、頬には赤で模様が描かれている。
また口は、にやついている感じだった。そしてなんとも言いようのない、灰色の髪。
これはまるで、鬼そのものだ。

これをかっこいいなんて、涼のセンスがわからん。
「すげ~、やっぱり本と実物は全然違うね。」
「喜んでもらえたかい。苦労したよ、探すのに。もうこれは生産されてないからね。」
「うん。ありがとう、おじいさん。」
涼はまるで子供の頃に帰ったかのように、無邪気に笑っていた。
「涼、さっきに続き聞かせろよ。なんだよ、存在意義って。」
「あれはね・・・」
「もう一つの自分じゃよ。」
店主が話しに入ってきた。
「自分?なんです、それ。」「そうじゃな~わかりやすく言うと、夜店にキャラクターのお面が売ってるじゃろう。買ったことあるかい?」
「確か、子供のころ一度だけ。その時好きだった、お面を親父に買ってもらったような気がする。」
「そうかい。だったらそのお面を付けたときの気持ち覚えておるか?」
「・・・・忘れました。そんな昔のこと。」
「多分じゃと思うが、それを付けた時は少なくとも、強くなったはずじゃ。
そのキャラクターに成りきったという心理がはたらいて。」
「なんで?」
「TVでそのキャラクターは強いじゃろ、正義の味方とかなんじゃから。
子供の憧れじゃからな~。そういったもんは。」
「確かに。弱い怪獣とかはお面として売ってないですね。」
「そして、TVでは怪獣をやっつける。だから強い。
その心理が働いて、お面をつけた自分は強いとなるんじゃ。」
「それと、もう一つの自分ってどう関係があるんです?」
俺はちんぷんかんぷんだった。続けて店主が、
「それを付けることによって、自分が自分でなくなるんじゃ。
そのキャラクターに成りきるから。俺は強い正義の味方だぞってな。」
「そうか。そしたら弱い自分でもそれをつけたら、強くなる。」
「そう言うことじゃ。自分は自分なのに、そのお面によって勘違いをする。
だから仮面はもう一つの自分なんじゃ。」
「翔、わかった?」
ようやくわかった。まさかここまで、仮面の奥が深いとは。俺は関心するしかなかった。
たかが仮面と思っていたけど、ここまで話を聞くとそうとも言ってられない。
自分の分身か~、なんかとんでもないものだ。
「翔?」
「うぁ、ごめん、あまりにもすごい内容だから、あっけにとられて。」
「だろぅ。でもよかった。翔なら“あっそ”で終わりそうだから。」
「そんなことないよ。すごいものはすごいって思うから。」
翔は改めて店に飾ってある仮面を見た。もう一人の自分、少し欲しくなったな気分になっていた。
しかし数がありすぎる。翔はその中から何個か手にとって見た。
そんななか、翔は気に入ったものを一つ見つける。鬼の面だ。
そして裏には金額が表示されたラベルがあり、その金額は一・十・百・千・万・・・
「はい?」
翔は目を疑った。そこに表示されている金額は21万5千、あまりの金額に仮面を落としそうになった。
他の仮面を見てみると、15万6千・9万・38万7千、とんでもない金額が表示されている。
これは高校生には到底、手が出せない品物だ。翔は慌てて、
「涼、その仮面いくらだ。」
「17万3200。どおした?」
「はぁ?お前それ買うの?」
「えっ、もう買ったよ。」
「は??買った?」
「うん。」
「お前、そんな金どっからでてきたの。」
「貯金。」
「貯金って・・・・」正直涼が恐かった。こんな仮面に18万もだすなんて。貯金って俺らまだ16歳だぞ。
どんなに小遣いもらってもそんな金額たまるはずがない。でも、涼は持っている。うらやましい限りだ。
「翔、なんかいいのあった?」
「あったもなにも、そんな大金俺もってね~よ。」
「そうか?安い仮面もあるだろう。」
「そういうことじゃない。」
翔は、涼との貧富の差にすこしいらついていた。
「もういい。買ったんなら帰るぞ。」
「ほ~い。」
「じゃ~おじいさん、ありがとね。」
そういって二人は店を出ようとした。
「翔君、」
翔は振り返り、店主を見た。店主は翔に向かって小声で、
「涼君を頼む。」
俺は思わず、
「なにが?」
「頼む。」
店主はそれ以外のことを口にしようとしなかった。俺は不思議に思った。
頼むって、何を。俺はとりあえず、涼のもとに行った。
「おじいさん、なんか言ったの?」
「お前を頼むって。」
「ふ~ん。」
「意味がわからん。」
「だね、ほっとけば。」
俺は不思議だったがその時はあまり気にも止めなかった。
いつもの帰り道まで戻ると、涼は用事がまだあるからといって翔のもとを離れようとした。
「翔、またね。」
「おう、明日な。」
そういって、涼は走り去った。涼は俺と違って気が弱い方だ。喧嘩も弱く、体格もやせている。
ただ頭は良かった、いやむしろ良すぎた。こいつがここの高校を選んだのが不思議なくらい。
あいつのレベルならもっと上があったろうに。不思議な奴だ。
2003年9月18日

「ここに来て、もう2週間だね。」
「そうだな。長いような、長くないような。」
「コウには、色々お世話になりました。」
「そんな改めて言うなよ。照れるだろ(*^^*)」
「だよね。でも変な感じ。はじめはこのサイトで、自殺の仕方とか見ようとしたのに。気が付いたら、友達ができてる。」
「友達…か。お互い顔は知らないのに、色々話したり、考えたり。世の中不思議だよな。」
「確かにね。でもそれは今日でおしまい。明日はいよいよ儀式の日。コウは怖くないの?
私は正直怖いよ。でも、もう戻れない。戻ったとしても、待っているのは辛い現実だもん。」
「俺は怖くないよ。だって未練がないから。生きていても何の意味も無い。
由香里、怖いんなら、やめとけ。もう誰も助けてはくれないよ。周りは、俺と同じ考えの人だけだから。」
「ううん、大丈夫。もう決めたことだから。ありがと。」
「…そうか。なら儀式の日時を決めよう。とりあえず、天川町に3人、13時に来るから、
それを拾って、由香里の所に向かう。そうだな~、時間はそれから20分後ぐらいかな。」
「わかった。とりあえず目印は、黒の帽子に、白のスカートね。」
「了解。じゃ、もう落ちるね。そろそろ眠たいから。」
「うん、私もログアウトするよ。身辺整理もしたいしね。」
「じゃあ、明日。」



どうもみなさんヽ(^。^)ノ

さて本日は、今自分のHPをリニューアルしようと毎日いじっています。
その中の、自分が考え書いた小説をUPしようと思っています。
(少し宣伝もかねて・・・)

Desired light

という題名です。
内容は、

自殺

についてです。
完全オリジナルなので、所々矛盾した表現等ありますが、素人ということでお許しをm(__)m


自殺といってもそこまで暗くないと思いますよ。
最後は・・・・・


読んでからのお楽しみで!!


構成はブログの題名通り、7thです。
一気にUPすると楽しみが減りますので、着々とUPします。
もしよければ読んでみてくださいね。


では、始まり始まり~