前田慶次
ゆかりの地を訪ねて。
山形県の堂森、ご存知ですか?
傾奇者の前田慶次さまが晩年を過ごした地方。
能登半島の危難と窮状を救う
ボランティアに励みながらも
後半に国内の遠征も叶った。
そんな私の印象に深く感慨を与えてくれたのが、東北地方堂森への旅路。
加賀百万石を背負う武将が傾奇者と名乗り、
卑下して世を捨てた自由人の暮らし。
優しいから、誰かの愚かさや嘆きに席を譲り退いた漢の生き様。そうも自分なりに捉えました。
身勝手な欲求と好き放題の果て破綻する現代社会こそ、むしろ自由と程遠い世界に陥っている。
憐れを誘うのは、無為に現代を取り繕う欲深く脆くて滑稽な人間達の群れと映ります。
心 や 意志
というものにも
刻まれた気がしました。
わたしなりに有益な旅路でした。
大切なものを与えられたと思う…
戦国だろうと、世紀を超えても人々に憧憬を抱く生き様など庶民になど理解し得ない。
結局、己に印象の強い誰かの影響があればこそ。
まったく因果な男どもだ(ニヤリ)。
こうした劇作物に否定的でしたが…
江戸の世からも庶民の歌舞伎好きや憂さ晴らし。
くだらない…と思えども
現世の傾奇者?を持て囃すこと是非に及ばず。
私も虚心坦懐に読むようにしました。
そして自分なりの哲学で印象を語ります。
彗星画廊☆写真集 HP
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