航空防衛の未来像
会敵する対象の予想を覆し 捕捉されないことが生き残りの条件。
相手の索敵を潜り抜け忍び寄る 電子欺瞞を駆使した現代の航空機。
自衛隊にも配備計画が進んでいる 最新戦闘機が演習をしています。
撮影地は 石川県の小松基地なのですが、いま三沢基地のクルーも滞在中。
F - 35A (F 135 - PW - 100)
ショートノーズで小柄な機体、その多目的さは新時代のマルチロール機です。
世界の空を制し、目撃されるだけで震撼させ脅威とされた米国の戦闘機。
これからは、如何にして不可視の存在となるかがキーポイントの電子欺瞞。
最大速度は、音速の1,6倍という開示された情報(参考までに)。
アドバンスド・ファイター・テクノロジーの粋を集めたコクピット。
その轟音は、他の機体とも異なりますが・・ 爆音であることは変わりなし。
ダウンサイジング・・ の時代?
小型化している F ‐ 35A” と比較すれば、同基地の T ‐ 4” 程にコンパクト。
( T - 4 の全長 13 m に対して、F - 35 は、15,6 m。イーグルが19,4 m)
中等練習機のT - 4 は、小松基地の名機。(ブルーインパルスも同じ系列の機体)
豪快な爆音の空の勇者
小松基地に所属する F - 15J 戦闘機が到達する 音速の2,5倍。
堂々としたスタイルが大柄なアメ車?という感じの迫力で、速度もナンバーワン。
現在も改修が進んでいるイーグルは、性能向上のアップデートをしています。
世界最強の制空戦闘機
教導隊 アグレッサー機体の F - 15J 戦闘機が訓練する小松基地。
こうした多彩な組み合わせや協力で、長所を生かした防空任務で守ります。
平和意識のサステナビリティー
近隣国に配備された戦闘機も開発速度が上がって性能競争激化。
ベトナム戦争末期に ミサイルの追尾性能で空中戦の概念も変化しました。
見えない位置から索敵を撹乱し 欺瞞により攻撃を排除する戦術の優位性。
いままた世界の空は、疑心暗鬼が支配する新たな緊張状態を迎えています。
政治的な信頼や協調を獲得するまで、過酷な任務の遂行が平和維持の要に。
太陽を遮り・・ 北風の冷たい北陸の蒼空で厳しい訓練が続いていきます。
先んじていたドラマでしたね。
元祖アメリカ・SFドラマ主人公は最も危険な兵器、冷戦時代のエアーウルフ
写真集 HP
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