その夜は・・
静けさと寒気を受けながら ゆっくり 峠をクルマで流していると・・・
大きな牡鹿が突然ヘッドライトの光に照らし出されて驚く!。
幾度かの幸運に慣れても いまだ未知の瞬間に心臓が高鳴りを止められぬ。
強い光源に照らされる野性動物は身を固めたように動作を止め。
もどかしくフロントガラス越しに見つめる関係だけでは耐えられずに
そっとドアを開け、カメラを手にしてシャッターを押す。
こちらの動きを窺っているのか?急激な動作はとらない悠々とした佇まい。
間近に寄ろうと・・ 気を静め フラッシュ撮影するまでの勇気はない・・
ライトに映し出された立派な角のある牡鹿を肉眼で見据えた高揚感。
その刹那も 気持ちを見透かしているような森の主・・ シシガミ
実際は数秒だろうか?鹿は道路から脇の森林へと静かに歩いていきます。
後を追うように何度かフラッシュで撮影。
・・ 冬枯れて遮るもののない森の木々と 振り返るように見つめる牡鹿。
写真では、信じられない(笑)目前の姿を紹介できなくて残念ですが。
(いまでは著作権を気にする警句の前に 重要な写真は掲載も自粛しています。)
昨年も真冬の明け方に妙高で遭遇した大きな体躯の牡鹿は吹雪の中で美しく。
真夜中に行動する 赤城山や碓氷峠に棲む鹿の群れは逞しかった・・
人間がウイルスに脅かされるいまも 沢山の野性動物が暮らしています。
経済に翳りが表れ、活動が低迷する人類に対し動植物の再生と自然賛美。
お互いに侵害してはいけませんが
きっと・・ 貴女の身近にもいるはずですよ。
碓氷峠で神秘の夜
白山麓は石川県です。
ちなみに ニホンカモシカって、栃木の県獣だそうです。
目に見えない脅威・・ 福島の原発放射能から醒めぬ悪夢
いままた・・ 見えぬ戦慄 COVID ‐ 19の恐怖を利用し私腹を肥やす者。
繰り返し自然界の神を冒涜し、穢した報いなのだろうか。
写真集 HP
お願い☆著作権ある 記事の無断複製・転載はご遠慮ください。