同じ記事でも、道新デジタルのほうは見出しスペースの制約がないからか、「自民裏金 高橋はるみ氏ら弁明まだの29人全員が出席拒否 参院政倫審 自民、立憲に伝達」2024年5月13日 19:40(5月14日 7:18更新)と、議員の名前をぶち込んでいる。

 

 収支報告書モンダイでは、自民党幹部が全国各地へお詫び行脚しているようで、13日は党の総務会長が札幌市内で道内の党員らと意見を交わしたとのこと。どんな組織も、幹部はタイヘン。おまけにMHG問題までも。

 

 

 それにひきかえ、見出しと記事に書かれた当の本人はというと、後援会の助言をこれ幸いに、無音を貫くというか、目立たぬようただじっとしている。

 

 かと思ったら、自身の公式サイトには、「5月13日(月)森山裕総務会長をお迎えしての意見交換会に出席致しました。」などと活動報告のごとき投稿をしていた。意見交換の内容は何ら書かれていない。

 

 

 党の総務会長にしてみれば、何のためにこうして北海道くんだりまで来て陳謝してまわっているのか、“不記載チーム”何人かのせいだろって気分ではないのかなと思うが、“お迎え側”にはご足労いただき恐縮といった様子は微塵もみられない。図々しくも活動報告に利用するのみだ。

 

 この人の政治資金報告書不記載は、会計責任者のミス等で本人が認識してなかったのかもしれない。しかし、結果がある以上、もう少し責任ある立場としての発信、行動ができないものだろうか?

 

 自身の公式サイトの直近の投稿をみると、都内で自民党女性局の演説会を実施とか、党宮崎県連女性局大会に党本部女性局長として出席とか、党愛知県連女性局でキャラバンを実施とか、党女性局長としての活動をアピールしている。

 

 党内で次のポストを狙ううえで、女性局長という立場は何としても守らなければならないのだろうか?前女性局長(エッフェル姉さん)が「不適切」な情報発信と言われて辞めたのを思えば、高橋氏は、しぶといのか、あるいは出処進退を決断できないタチなのか‥どちらかといえば後者のようなカンジだろうか‥。

 

前北海道知事の自民党女性局長は、辞め時を失した | 玄冬シニアの心象日記 (ameblo.jp)