MHG(無自覚な長谷川岳)参議の言動その他が非難され始めて、約1か月経つ。所属政党幹部からの注意やら苦言があったほか、地元新聞やテレビニュースには、いまも関連の記事が日々出ており、なかなかネタが尽きない。

 

 そんななか、きょうは札幌市長が定例会見で、MHGとの打ち合わせなどは“録音” することを明らかにしたという記事があった。全国自治体で初めて、カスハラ対策強化として窓口に独自の啓発ポスターを掲示したという札幌市の面目躍如だろうか。

 

 札幌市の秋元市長は23日の会見で、今後、市側と長谷川議員との打ち合わせなどを録音することを明らかにしました。長谷川議員も了承しているということです。

 秋元市長は会見で、次のように対応策を明らかにしました。「今後も打ち合わせは生じるので、どういう話がなされたのか、組織的に対応していくためにも、本人の了解を得て正式に録音し記録する」「抑止的な効果もあると思う。目的は内容の共有だが、録音されていると、少し気を付けていただける部分もあるのではという思い」「今後、ハラスメント的な言動を受けたケースは、国会議員だけでなく、一般の方、市議会議員についても同じような対応。本人の了解を得た上で録音することを検討している」(北海道ニュースUHB)

 

 なかなか手厳しい対応を決めたように思う。大炎上以降MHG本人は、不徳だの無自覚だのと言いながら、とにかくは“改める”と表明して支援者に頭を下げているようだが、どうやら信用されていない。扱いがクレーマー対応そのものだから、五十路を過ぎた国会議員としてはえらく不名誉というのがフツーの見方ではなかろうか。

 

 先月の定例会見で、札幌市長は道知事の先を行った。MHGについて、かなりきつい調子で話す方、と言って問題なしとはせず、それでいて、市の重要施策には中心的に関わってもらっている、と切り分けた上手い対応だった。道知事は後日の定例会見でMHG本人に対し対応を改めるよう申し入れたことを明らかにしたが、札幌市長とMHGの発言や対応をみてから答えたような会見内容で、後手に回った印象だった。

 

 そこへ、今度も札幌市のこのシビアな対応となると、さらに後手に回った印象の道知事の心中は、どんなものだろうか。25日予定の定例会見で記者から質問されるだろうが、どう回答するのかとても気になる。MHGが本気で対応を変えるというなら、札幌市と同じ対応をするよう本人から依頼してくるはずだ、と言えるくらいの器量がみたい。HG問題に、“いびつな二重権力構造”とツッコミ始めた道新 | 玄冬シニアの心象日記 (ameblo.jp)

 

 ところで、吉幾三氏のコンサートが7/9にhitaru(札幌文化芸術劇場)で予定されている。ついては、道の幹部職員は、コンサート開催を祝して花を送ってはどうだろうか。MHGが今後、もの言いや対応を改めて道庁の負担が軽くなるとしたら、吉幾三氏の発信のおかげだし、これまでに要した旅費や祝電の費用に比べたら、祝い花の二つや三つは安いもんではないか。公金の支出として不適切なら、ポケットマネーでどうだ?

 

 もっとも、吉氏にしてみれば、そんなつもりで発信したわけじゃねえんだわ、と受け取らないとは思うが‥w