17日午後に野幌森林公園内でヒグマ1頭が目撃されたとして、付近に「ヒグマ注意報」が出されている。今回の目撃場所は北広島市西の里872付近の市道だとか。
ヒグマは一体どこをどう通って、この辺りまでやって来るのだろうか‥。
Googleマップで見ると、公園の東側は南幌や長沼の農業地帯で平地が広がっているし、西側は札幌の厚別区や北広島の住宅地が隣接しているから、そこをヒグマが通ってくるとは思えない。一方、公園の南側は、緑色の丘陵地帯が支笏湖方面の山麓になだらかに続くところがあるから、やはりこっちの方からだろうか。
北広島市の「ヒグマに関する情報」には、今年の6/2以降8/17まで、15件の出没情報が掲載されていた。地図上のプロットを見ると輪厚辺りの包囲網のようでもある。直近4件の出没情報をたどってみると、8/13の大曲付近から北東の方向に進み、8/14にエスコンフィールド付近へ出没すると、8/17に野幌森林公園南端へと達している。
道が発出する「ヒグマ注意報」は、「警報・注意報・注意喚起」のうち2段階目ということだ。まさかクマが球場の盛り上がりに誘われたはずもないだろうが、周辺への出没が相次ぐのはとても気がかりなこと。特にナイター観戦の帰り道では、辺りにクマなく注意を払って、無事にご帰宅いただきたい。