戦後、最も低レベルの選挙 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 

十月二十七日の投票を以て終わった衆議院総選挙は、

実は、戦後で最も低レベルの選挙ではなかろうか!

何故なら、

我が国を取り巻く内外の情勢がまことに厳しく、

まさにこの時、この選挙の争点は「政治とカネ」だったからだ。

その上で、

与党党首の石破茂と、野党党首の野田佳彦は、

共に仲良く、「日本国憲法という文書の枠内」でのみ、

我らの祖国である「日本」を見ることができない者達である。

これでは、

かつて細川護熙内閣と村山富市内閣で経験したように、

「自民党」が野党になれば、その瞬間に「社会党」になり、

「社会党」が与党になれば、その瞬間に「自民党」になるだけである。

そこで、選挙中に、

石破茂のような男、野田佳彦のような男が、

イスラエルの首相になれば、どうなるか??

と、度々思いをめぐらせてみた。

私の結論は、次の通りだ。

イスラエルには、国境を接する

北からレバノン、北東からシリア、東からヨルダン、南西からエジプトが、

さらに、

イスラエルの西と東にあるパレスチナ国ガザ地区とヨルダン川西岸地区が、

同時に、一挙に攻め込んでくる!!

そもそも、石破も野田も、その他の与野党の面々は、

イスラエルのネタニヤフ首相が、

何故、戦っているのか理解しているのか?

一年前のように、ガザ地区から侵攻してきたハマスの軍隊による

イスラエル国民の殺戮と百名を越えるイスラエル人の拉致を放置するならば、

いずれ、全ユダヤ人が殺戮され拉致連行され、

イスラエルという国家が地球から消滅するからである。

このネタニヤフ首相の脳裏にあるのは、

二十歳代に目の当たりに観た、

イスラエル第五代首相の老女闘士ゴルダ・メイアの

「神の怒り作戦」だ。

この作戦は、ゴルダ・メイアが、

ミュンヘンオリンピックの選手村で

十数名のユダヤ人選手を殺戮したパレスチナ武装組織「黒い九月・ブラック・セプテンバー」全員の殺戮を、

モサド(イスラエル情報諜報庁)命じたものだ。

そして、モサドは、七年の歳月をかけて、

テロリスト全員を殺し尽くし、

最後に頭目のサラメをベイルートで爆殺して任務を終了した。


ゴルダ・メイアは、イスラエル人へのテロを働いた者を、

「イスラエルは地球の果てまで追いかけて必ず殺す」

という「イスラエルの鉄則」を世界に示したのだ。

イスラエルが、テロを放置すれば、

いずれ、かつてのナチス・ドイツによるユダヤ人絶滅の如き動きを再び生み出すからだ。

そして、彼女の「神の怒り作戦」によって、

イスラエル人へのテロは抑止されていた。

しかし、昨年、

ハマスによるガザ地区からの越境攻撃が実行された。

よって、ネタニヤフ首相は、

ゴルダ・メイアの「神の怒り作戦」を、

現在、実行しているのだ!


このイスラエルの動きを、

我が国は遠い中東の出来事とみている。

果たしてそうか?!

ハマスは、

百名ほどのイスラエル人を拉致抑留している。

北朝鮮は、

一千名ほどの日本人を拉致抑留している。

しかし、

石破も野田も、イスラエルのネタニヤフの如く、

「日本人救出」を己の任務と思った形跡はなく、

「目を瞑れば世界は無くなる」とでも思っているかの如く、

拉致された日本人救出を無視している。

これ、

明治の足尾鉱山鉱毒事件に取り組んだ田中正造が叫んだ、

「亡国を知らざれば、これ、即ち亡国」ではないか!

このような選挙を続けていると、

「日本」は亡びる!


以上が、投票日翌日から二十九日の本日まで、

マスコミが第一面・第一報で報じている

この度の総選挙の総括である。


しかし、この度の総選挙において、

報道されない「日本への回帰の動き」があった。

それは、あたかも

明治維新の西郷隆盛や大久保利通が生まれ育った薩摩の加治屋町や長州の吉田松陰の松下村塾の如く、小さいものだが、

一挙に「日本再興」への大道を拓く動きである。

よって、私は、この度の総選挙において、

本来の日本再興への思いを込めて

「日本国憲法無効」を主張する唯一候補者である

弁護士の木原功仁哉の応援のため、

神戸の元町、三宮の街頭そして住吉の東灘区文化センターでの広報活動に参加し、

選挙最終日の夕刻は大阪吹田の阪急千里山駅前で

アメリカ占領軍が書いた「日本国憲法」は

日本の憲法ではないと演説した。

最後に、

共に拉致被害者救出に取り組んできた

島田洋一の当選は、

日本の将来の為に、

自民や立民の陣笠百人の当選に値する、と申しておく。


西村眞悟時事通信FBより

日本日本日本



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