「えげつない」と思うなかれ | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 

本日(十月十九日)の朝刊一面には、

イスラエルのネタニヤフ首相が、

昨年十月七日にイスラエルへの大規模襲撃を行った

ハマスの最高指導者ヤヒヤ・シンワール氏を殺害したと発表したと報じている。

イスラエルは、七月に、ハマスの前最高指導者ハニヤ氏をイラン訪問中に殺害しており、これで、ハマスのトップ二人を短期間で連続して殺害したことになる。

このままでは、ハマスの三番目にトップになった指導者も、

イスラエルは殺害するであろう。

イスラエルは、百人とされる人質が解放されるまで、

ハマスによるテロは日々継続され

現在進行中だと判断しているからだ。


従って、我が国の新聞は一面に

「見えぬガザ停戦」と書いているが、

イスラエル首相のベンヤミン・ネタニヤフの頭の中には、

四六時中、自分が青年時代に目の当たりに観た

五代目首相ゴルダ・メイアの発した

「神の怒り作戦」があると思えば、ガザ停戦は見えている。


即ち、全人質が解放され、

イスラエルがハマスを壊滅させた時が停戦となる。

既に書いたが、「神の怒り作戦」とは、

一九七二年九月のミュンヘンオリンピックに際し、

パレスチナ武装組織ブラック・セプテンバーが選手村に侵入して

イスラエル選手ら十一名を殺害したことに対して、

イスラエル首相ゴルダ・メイヤがモサド(イスラエル諜報機関)に対して発した

ブラック・セプテンバー全員の殺害命令である。

モサドは、以後、作戦を遂行し、

ついに七年後の一九七九年一月二十二日、

ベイルートで頭目のアリ・ハッサン・サラメを爆殺して

目的を達成し作戦を終了した。


これによってイスラエルは、

イスラエル人へのテロを行った者を

国家が地の果てまで追いかけて必ず殺す

という鉄則をテロリストに見せつけたのだ。

その結果、イスラエル人へのテロは

昨年のハマスによる襲撃まで起こらなかった。


ナチスによる数百万のイスラエル人殺戮を目の当たりに経験したゴルダ・メイアは、

一人のイスラエル人へのテロを見過ごせば、

全イスラエル人殺戮への扉を開かれると思っていたのだ。

その結果、イスラエル人へのテロは

昨年のハマスによる襲撃まで起こらなかった。


従って、この「神の怒り作戦」が頭にある

ネタニヤフ首相は、

まだ作戦遂行中と思っているであろう。

このイスラエルの態度を

「えげつない」と思うなかれ、

一千人近くの自国民を国内で北朝鮮に拉致されても

長年なにもせず救出していない日本を

「殺人的な無責任」と思え。

日本を取り戻すと言った安倍晋三首相の

長期政権とは何だったのか!?


西村眞悟時事通信FBより

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