日本の岩盤、それは我が国の國體 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 

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我が国は、かつて徳川時代の二百五十年間、

「鎖国」で眠っていたし、

現在も大東亜戦争の敗戦から今に続く七十五年間、

「戦後体制」で眠っている。

とは言え日本は、

この眠ったり、起きたりしている

この薄い層だけで成り立っているのではない。


日本には、日本が日本である限り不変の岩盤が存在する。

この岩盤が存在するからこそ、

「太平の眠り」から醒めた我が国と国民は、

幕藩体制を克服して明治維新を成し遂げたのであり、

これからも、戦後の眠り(昏睡)から醒めれば、

「日本国憲法体制」を打ち捨てて、

日本は確実に誇りある盤石の体制を確立できる。

では、その不変の岩盤とは、何か。

それは、

「萬世一系の天皇を戴く邦家萬古の伝統」

即ち、

護持されている我が国の「國體」である。


京都の平安朝の終焉と共に、

源頼朝が鎌倉に幕府を設立して

一一八五年に始まった武家政権の時代は、

一六〇三年に徳川家康が江戸に設立した徳川幕府の

第十五代将軍徳川慶喜による

一八六七年十二月の大政奉還によって終焉する。

そして、天皇親政の明治の御代が始まり、現在に至る。


現在の天皇も、

法律、政令及び条約を公布し、

内閣総理大臣と最高裁判所長官を任命し、

国務大臣の任免や大使や公使の信任状を認証し、

国会を招集し、衆議院を解散し、

その他、恩赦を認証し栄転を授与し、

外国の大使や公使を接受し、儀式を行う。


同様に、源頼朝から徳川家康を経て

最後の徳川慶喜までの「将軍」は、

天皇が

「征夷大将軍」に任命してはじめて政権の長たる正当性を得て

鎌倉や江戸に幕府を開設できたのである。

決して戦場で敵を武力で倒しただけで

「天下人」になったのではない。

さらに、徳川家康は

「東照大権現」という神になって日光東照宮に祀られているが、

そもそも、天皇が、家康に神号をおくり神にしたのだ。

同様に、彼ら「征夷大将軍」の家来たちも、

親分との私的な封建的主従関係だけで政権に参加できたのではなく、

天皇及び朝廷から、

武蔵守や陸奥守などの官職と、

従五位や正六位という位階を得て

國の行政や軍事組織即ち「公儀」の一員になれたのだ。


以上の通り、

神武天皇の御創業によって我が国土に国家が誕生して以来、

その国家の「公権を行使する組織」を

「公儀」に高めるための

不可欠の唯一の権威の源が天皇であることは

神武創業から現在まで不変である。

このこと、

天皇をも統制と処罰の対象とする

不敬極まりない「禁中並公家諸法度」を施行していた

徳川幕府においても、

最後には大政奉還によって

天皇に総てを委ねたことから明らかである。


そこで、この「大政奉還」と

これを受けた新政府の「王政復古の大号令」が、

「太平の眠り」から覚醒後の我が国の

近代国民国家への発展を可能にした

「日本的革命」の典型例であるとするならば、

その本質は「王政復古の大号令」に謳われた

「神武創業への復古」である。

即ち、我が国は、

「復古」こそが、

新しい時代への「再生」になる

世界唯一の近代国家なのだ!


では、現在のGHQに仕組まれた

「日本国憲法による戦後体制という太平の眠り」

の後に、狂瀾怒濤の国際情勢の中で、

如何にして我が日本の安泰を確保すべきなのか?

この現在直面している我が国の死活的な課題に対する打開策も、

百五十六年前と同じ「王政復古の大号令」である!

と、明記しておく。

具体的には「日本国憲法」によらず、

「我が萬古の伝統」に基づいて、

天皇がある者に、

「卿に内閣の組閣を命ずる」

との大命を降下されることによって、

新しい危機克服の内閣が結成されることである。

これは、敗戦迫る昭和二十年四月五日に、小磯・米内内閣が総辞職した後、

昭和天皇が、

鈴木貫太郎海軍大将しか日本を終戦に持ち込める人物はいないと決断されて、

鈴木を宮中に呼び、

鈴木貫太郎に大命を降下されるという救国の先例がある。

日本国憲法による「戦後体制」の枠内で、

昨今の如く芸能人の人気比べの如き選挙を漫然と続け、

そこで、「ガーシー」のように当選した者達の中から

首相を選んでおれば、我が國は確実に亡びる。


よって、突如、国家的危機に直面したとき、

天皇陛下が、

例えば、

航空幕僚長たる空将 田母神俊雄

もしくは、

陸上幕僚長たる陸将 火箱芳文

に対して、

「卿に内閣の組閣を命じる」

と命令されて「挙国一致内閣」が結成され、

国民が一丸となって危機克服に向かう、

という国家再生の大道を

我が国は、現在においても、

歴史と伝統の中に保持していることを知らねばならない。


西村眞悟FBより


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