「任務を続ける」

十三歳の時に、北朝鮮に拉致された
娘のめぐみさんの救出を願いながら、
父親の横田滋さんは、
六月五日に帰天された。
そして、この度、奥様の横田早紀江さんの元に、
アメリカのトランプ大統領が、
お悔やみの手紙を届けた。
その手紙で、大統領は、
「めぐみさんを必ずご自宅に連れて帰るという重要な任務を続ける」
と誓っている。
トランプ大統領は、
娘の恵子さんの救出を願いながら
二月に亡くなった母親の有本嘉代子さん宅にも手紙を届けていて、
夫の明弘さんに見せて貰った。
このように、
日本の拉致被害者宅に手紙を届けるトランプ大統領は、
同時に、
昨日の七月一日に施行された「香港国家安全法」は、
中共による露骨で許せない人間の自由の侵害だと
明確な非難を発信している。

我が国の安倍総理も、
北朝鮮に拉致された我が国民の救出を任務とするならば、
トランプ大統領と同じように、
香港の人々の自由を踏みにじり、彼等を無法に拘束する中共を
明確に非難し、
習近平主席は、我が日本の国賓にできないと、
キッパリ、中共と国際社会に表明すべきだ。