昨今の報道から、
内容もつながりがなくバラバラながら、
我が頭に浮かんだ思いを記しておきたい。
まず、昨今、我が国の新聞の朝刊は、
連日、第一面に前法務大臣夫婦による買収事件の報道をしている。
それも「新事実」を、小出しにして、
毎日一つずつ、報道しているのだ。
ある日は、市長に渡したカネは何円だったとか、
次の日は、選挙事務所で渡したとか、
これは何を意味しているのか。
最近、ある検事と新聞記者が
賭けマージャンをしていたことで世の中騒いでいたが、
この検事と記者のように、
日頃から、
検事と賭けても賭けんでもマージャンをしたり、
飲み会をしたりして
「人間関係」が出来た新聞記者に
検事が「新事実」を小出しにして漏らしているということだ。
これによって、
記者は、それを鵜呑みにして、
第一面に載る記事を書くというだけの目的を遂げ、
検事は、
捜査に有利な方向に世論を誘導し操作しているのだ。
このようにして、検察とマスコミが協働して
社会に、一定のイメージを造ってゆく。
従って、
我々は、連日、それも朝、
この彼等の協働作業に付き合う必要はない。
要するに、
アホに大金を渡せば、こうなるのだ。
これだけの話じゃないか。
アホに大金を渡した奴は、誰じゃ、よう覚えておけ！
昔、選挙に通じた老オヤジがいた。
選挙の時、色々な組織の者が、オヤジに、
資金が無かったら動けないから、カネを出せと言った。
するとオヤジが、言った。
アホ、お前らに、今、カネを渡したら、
選挙が終わるときには、お前ら牢屋に入っとるぞ。
次に、イージス・アショワの地上配備断念と共に、
安全保障会議が開かれ、我が国防衛を在り方が議論され、
これから更に、議論を進めるという。
何を進めるのかといえば、
敵基地破壊が出来るか否か！？
お前ら雁首並べて何をやっとるのか。
五百年近く前に、
イギリスの海賊キャプテン・ドレイクが、
海洋国家の防衛ラインは、
海岸ではない、海上でもない、
大陸側の敵基地の背後だ、
と言った。
その通りではないか。
海賊でも、海洋国家の国防の基本を心得ている。
海賊に聞かんでも、
家の近くに遊んでいる子供を襲う
スズメバチの巣を見つければどうするか？
考えたらどうか。
巣を除去するじゃろうが。
また、
イージス・アショアの陸上配備断念なら、
直ちに海上配備を決断し浮体基地建設を開始したらどうか。
最後に、
遠大かつ幽遠なことを指摘する。
現在の
アメリカで始まりヨーロッパに波及した人種差別反対の運動は、
愚かだ。亡国的だ。
リー将軍や奴隷商人や人種差別主義者などの銅像を潰している。
デモに参加して叫んでいる子供の顔は、
地球温暖化阻止を訴えて国連に来たスエーデンの
狂ったような子供と同じ表情をしていた。
アメリカのワシントン近郊に
初代大統領ジョージ・ワシントンの家と農園があるが、
そのなかにワシントン夫婦のお墓と共に、
七十名の奴隷を一つの穴に埋葬した土塚もある。
ジョージ・ワシントンの像を破壊し、
一ドル紙幣も破ったらどうか。
また、前にも書いたが、
そもそも、ヨーロッパとは
ローマ帝国の国教となった「パウロのキリスト教圏」である。
それ故、ここから出て
南北アメリカやアジア・アフリカを支配した「欧米人」は、
二十世紀に至る約五百年間、
現地人を人種差別して人間として扱わなかった。
この人種差別は、
パウロのキリスト教の「選民思想」に由来する。
よって、彼等は、キリスト教の総本山であるバチカンを潰し
ノートルダムやケルンの大聖堂を潰したらどうか。
つまり、
今の人種差別反対運動は、
自己否定、文明の破壊なのだ。
もし、彼等の運動が
文明の名における運動ならば、
参加者は、
十九世紀後半に開国し、
二十世紀初頭に、アジアの国として
ロシア帝国を打ち破って世界を驚かせ、
第一次世界大戦後のベルサイユ条約会議において
人種差別撤廃を提案し、
第二次世界大戦において
人種差別撤廃を掲げて戦った
我が日本の存在に気付くはずだ。
即ち、欧米における現在の破壊運動は、
近代西洋文明の偽善を浮き彫りにして、
それが、決っして
人類の未来を拓く理念ではあり得ないことを示している。
もちろん、習近平の
「中華民族は世界の諸民族のなかに聳え立つ」
などは、
帝国崩壊を告げる古代（誇大）の妄想に過ぎない。
では、
このおぞましい中華帝国の崩壊後
そして人種のるつぼであるアメリカの崩壊後、
世界の人類の新しい理念を保持して歩むのは何処か？！
それは、
我が日本であり、
神武天皇が掲げた日本建国創業の理念である
「八紘一宇」だ。
即ち、
地球は一つの家であり皆家族である、
という理念だ。
二十世紀の第一次世界大戦後から第二次世界大戦にかけて、
迫害され追放されてさまようユダヤ人を
救出し保護した国家は、我が日本であり、
その理由を、時の為政者たちは、
八紘一宇である、
と説明したことを忘れてはならない。
『甦れ日本精神：中川昭一先生追悼集会ダイジェスト版』第154回【水間条項TV】フリー動画
