天皇陛下、皇后陛下に敬礼する君塚栄治陸将統合任務部隊指揮官。後方に立つのは宮城県知事。君塚陸将のご冥福を祈る!
あの時、マッカーサー憲法は機能停止だった
平成二十三年三月十一日の午後二時四十六分十八秒、
宮城県沖百三十キロの海底を震源とする
千年に一度のマグニチュード9の巨大地震が発生し、
東日本沿岸部一帯は壊滅的な被害を受けた。
この未曾有の事態において、
被災者の救出救援の為に
陸海空自衛官十万七千からなる統合任務部隊が編成され、
東北方面総監君塚栄治陸将が指揮官となり、
被災者の救出に没頭した。
その時、
被災地の人々を見舞い激励するために自衛隊機で松島基地に降り立たれた
天皇陛下に対し、
統合任務部隊指揮官君塚陸将が鉄兜と野戦服のまま正対し敬礼した。
そして、先の「時事通信」で、
私、西村は、
この時、
天皇が我が国の「統治者」であり、
自衛隊は「天皇の自衛隊」であった、
と記した。
そこで、
このことを「実定法」に基づいて、さらに法的に記しておきたい。
即ち、この時、
大日本帝国憲法第一条「大日本帝国は万世一系の天皇之を統治す」
同 第十一条「天皇は陸海軍を統帥す」
この二つの条項が、被災地において、具体的情景として具現化されていたのだ。
従って、
自衛隊は「天皇の自衛隊」と言うより、
自衛隊は「天皇の軍隊」であったとするのが正しい。
何故なら、
この未曾有の緊急事態においては、
日本国憲法(以下、マッカーサー憲法という)は機能停止しており、
従って、内閣総理大臣の菅直人は、
たまたま官邸にいる「おっさん」であって国を統治しておらず、
我が国は、「天皇の知らす国」として
天皇の統治のもとで国民一丸となって救援復興に向かっていたからだ。
なお、「天皇之を統治す」の「統治」とは、
古代大和言葉でいう「知らす」のことであり、
これは、
天皇と国民が自他の区別が無くなり家族のように溶け合って一体となることだ。
そこで繰り返すが、
マッカーサー憲法が機能停止していたならば、
自衛隊はこのマッカーサー憲法に拘束されることなく、
自衛隊そして十万七千の統合任務部隊は、
正真正銘、本来の「天皇の軍隊」になっていたというわけだ。
そして、名を正された自衛隊は、
「天皇の軍隊」に相応しい輝く成果を挙げた。
これが、世界から観て、我が国の最大の最強の抑止力なのだ。
以上の通り、
平成の御代における未曾有の災害において、
マッカーサー憲法が機能を停止したという事実を自覚し、
マッカーサー憲法廃棄が、
危機を克服して国家の存続を確保するという
危機管理の最良の方策であることを認識すべきである。
これが、令和元年の大晦日の迫る時に、
私が、諸兄姉に強調しておきたい一点である。
西村眞悟FBより。
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