畏くも崇仁親王殿下におかせられましては、本日百寿をお迎えになられました。
謹んで、お喜び申し上げます。
崇仁親王殿下百寿に際してのご近影


画像宮内庁HP
三笠宮さまは2日、百寿となる100歳のお誕生日を迎えられた。昭和天皇の末弟で、皇位継承順位は第5位。宮内庁によると、確かな記録が残されている中では、皇族として初めて100歳となられた。
最近は赤坂御用地内の宮邸で過ごすことが多く、天気が良く温暖な日には三笠宮妃百合子さまとともに庭で日光浴をし、御用地内を散策されることもある。
三笠宮さまは、お誕生日を前に宮内庁を通じて文書で感想を出し、「百合子に感謝しつつ、楽しく穏やかな日々を過ごしていきたい」とつづられた。
産経ニュース
昭和天皇の末弟である三笠宮さまが皇族として初めて100歳を迎えられた。6月に92歳となった三笠宮妃百合子さまと74年余りにわたって寄り添い、多くの子供、孫、ひ孫に恵まれ、穏やかな日々を送られている。日課の運動で健康維持にも努められている。
三笠宮さまは、百合子さまとの間に3男2女をもうけ、さらに女性皇族4方を含む9人の孫、4人のひ孫が育たれている。
高円宮妃久子さまの次女で孫の千家典子さんが昨年10月に結婚した際には、島根県出雲市に向かう典子さんを高円宮邸で見送り、結婚式後に東京都内で開かれた晩餐(ばんさん)会に出席して門出を祝福されている。
今年6月には、先立たれた寛仁親王殿下の三年式年祭、桂宮さまの一周年祭の儀にご参列。11月にも高円宮さまの墓所祭で拝礼されている。宮内庁によると、最近は、皇后さまをはじめ皇族方のお誕生日祝賀や散髪などのため、週1回程度外出されている。
宮邸では、午前中に30分程度、テレビ番組の体操や、重さ1キロのダンベルを使って腕を鍛える運動に取り組まれている。普段は車いすで過ごしているが、つえを使って廊下を歩く練習もされている。
新聞によく目を通し、テレビで大相撲や歌謡番組を見ることを楽しみにされているという。
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三笠宮さまは100歳のお誕生日を迎えるにあたり、宮内庁を通じて文書で感想を出された。全文は以下の通り。
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100歳を迎えるからといって、これまでと何ら変わることはありません。世界中の人々の幸せを願い、また、70年以上にもわたり私を支えてくれている妻百合子に感謝しつつ、楽しく穏やかな日々を過ごしていきたいと思います。
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