皇太子殿下、日本ダービー7年ぶりご観戦 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 



競馬の日本ダービーをご観戦になり、場内の観衆へ手を振られる皇太子殿下=1日午後、東京都府中市の東京競馬場(代表撮影)


 皇太子殿下は1日、東京競馬場(東京都府中市)で第81回日本ダービーを観戦された。国内での競馬ご観戦は平成19年5月の日本ダービー以来、7年ぶり2度目。

 優勝したワンアンドオンリーと横山典弘騎手(46)はともに2月23日生まれで、皇太子殿下のお誕生日と同じ。主催の日本中央競馬会(JRA)によると、皇太子殿下は側近を通じてJRA幹部に横山騎手への伝言として、お誕生日が同じ日付であることとともに「優勝おめでとうございます」との祝意を伝えられたという。

 皇太子殿下はメーンスタンド8階の貴賓室のベランダから双眼鏡も使ってご観戦。横山騎手は馬上で一礼し、皇太子殿下は拍手を送られた。

 お誕生日については観戦前に話題となっており、JRAによると、皇太子殿下は「すばらしいレースを見せていただきありがとうございました」と話すとともに、「そういうことも起こるんですね」と驚かれたご様子だったという。



競馬の日本ダービーのご観戦席の入口に到着され、武豊(右)、蛯名正義(左)両騎手らの出迎えを受けられる皇太子殿下=1日午後、東京都府中市の東京競馬場(代表撮影)