今こそ、「大東亜条約機構軍」の創設を強く望む。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 



ASEAN首脳が中国を猛批判 ベトナムでは数千人規模デモ

ZAKZAK 夕刊フジ




ハノイの中国大使館で抗議のデモを行う市民。各国で反中姿勢が強まっている=11日(共同)
ハノイの中国大使館で抗議のデモを行う市民。各国で反中姿勢が強まっている=11日(共同)

 ミャンマーの首都ネピドーで11日開かれたASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議で、痛烈な対中批判が続出した。ベトナムと領有権を争う南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島周辺で、暴力的恫喝を続ける中国に対し、複数の首脳がブチ切れたのだ。ただ、当の中国は国際社会の懸念を無視して、この日も凶行を繰り返した。

 「中国は一貫して危険で深刻な違反を積み重ねてきた」「(南シナ海に石油掘削設備を)厚かましくも設置し、(わが国の船を)攻撃した」

 ベトナムのグエン・タン・ズン首相は、猛烈な調子で中国を非難した。一方的な石油掘削開始や、中国公船によるベトナム船への体当たりなどを許せなかったようだ。

 地域大国インドネシアのユドヨノ大統領も「われわれはこの砲艦外交を止めなければならない」と言明。「道義的な勇気を示す必要がある」と力を込めた。

 ベトナムと同様、南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)で中国と領有権争いを抱えるフィリピンのアキノ大統領は「ASEANが対話の相手を広げていくべきだ」「みなさんと法の支配の推進を図りたい」と呼びかけた。

 東南アジアで白い目で見られつつある中国だが、この日も自国の権益拡大に突き進んだ。

ベトナム沿岸警備隊のゴ・ゴック・トゥー副司令官は11日、パラセル諸島周辺で、同日も「小規模な衝突」があったとしたうえで、「状況は依然極めて緊迫している」と語った。ベトナム船が石油掘削中止を求めると、ベトナム側1隻に対し、5~7隻の中国船が取り囲む状況だという。

 こうしたなか、ベトナムの首都ハノイの中国大使館前や、南部のホーチミンなど計4都市で11日、数千人が参加する反中デモが行われた。デモでは「侵略者中国打倒」「われわれの石油を盗むな」などの横断幕が掲げられた。

 共産党一党支配のベトナムでは政治的デモは厳しく規制されているが、国営メディアで大々的に報道された。




 日本の集団的自衛権についての議論のアホらしさは今日の西村眞悟の時事通信をお読み頂くとして、特亞を除く「大東亜条約機構軍」の創設を一刻も早く希望するものである。極東有事の際、NATO(北大西洋条約機構軍」が出てくるとは考えにくいからだ。