第23回県特別攻撃隊招魂祭 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 

秋田で特攻隊招魂祭 荒木和博氏、自衛官制服で参加


特攻隊招魂祭に続くシンポに陸上自衛隊予備自衛官の制服姿で登場した特定失踪者問題調査会の荒木和博代表(右)ら=29日、秋田市山王のアキタパークホテル(渡辺浩撮影)


 秋田県出身の特攻隊戦死者56人の霊を慰める民間主催の第23回県特別攻撃隊招魂祭が29日、秋田市川尻総社町の総社神社で行われ、関係者約50人が恒久平和を誓った。

 続いて同市山王のアキタパークホテルで講演とシンポジウムが開かれ、約100人が集まった。総社神社宮司の川尻孝紀氏が「特攻隊員は国の繁栄と平和を願って命をささげたのであって、感謝と尊崇の念を共有しなければならない」と講演した。

 シンポには、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者を調べている特定失踪者問題調査会の荒木和博代表や産経新聞社「別冊正論」の上島嘉郎編集長が参加。陸上自衛隊の予備自衛官でもある荒木氏は「特攻隊に敬意を表するため」として制服姿で臨み、「拉致事件は安全保障の問題だ」と、被害者救出を訴えた。