1月31日、ブエノスアイレスの日本大使公邸で、在留邦人と歓談される秋篠宮同妃両殿下(共同)
秋篠宮同妃両殿下、アルゼンチン協定50年記念式典ご臨席。
秋篠宮同妃両殿下は1月31日、訪問先のアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、日本と同国との移住協定発効50周年記念式典に臨席された。秋篠宮殿下は式典で「移住した日本人の勤勉さ、誠実さが伝わり、2国間交流の進化に寄与してきたことを喜ばしく思う」とあいさつされた。
両殿下は30日夜(日本時間31日朝)、ペルーからアルゼンチンへご移動。31日はアルゼンチン独立の父、サンマルティンの記念碑に献花した後、日本大使公邸で開かれた式典に臨まれた。式典後は、在留邦人や現地で活動する国際協力機構(JICA)のボランティアらと歓談された。
両殿下のアルゼンチンご訪問は1998年以来2度目。滞在中、日系団体の歓迎行事に参加するほか、牧場などをご視察。2月3日、帰国の途に就かれる。
アルゼンチン在住の日系人は約2万3千人で、南米ではブラジルとペルーに次ぐ多さ。